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ck20 中小企業診断士一次試験
経営情報システム 令和2年度


[ck20-01]

業務内容に応じて、さまざまな種類の周辺機器をパーソナルコンピュータ(PC)本体に接続して利用することがある。
 接続のための入出力インタフェースに関する以下の①~③の記述と、それらに対応する用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア ①:e-SATA    ②:SCSI ③:Bluetooth
 イ ①:e-SATA    ②:USB  ③:IrDA
 ウ ①:IEEE1284  ②:SCSI ③:IrDA
 エ ①:IEEE1284  ②:USB  ③:Bluetooth

【解答】

[ck20-02]

データのバックアップの際には、フラッシュメモリを利用した記憶装置を利用することも多いので、その特性や用途を理解しておくことが望ましい。
 フラッシュメモリに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 紫外線でデータを消去して書き換えることができる。
b 磁気でデータを消去して書き換えることができる。
c 電源が遮断された状態でも記憶したデータを保持できる。
d USBメモリ、SDメモリカード、SSDといった記憶装置に使われる。
〔解答群〕
 ア aとb  イ aとc  ウ bとd  エ cとd

【解答】

[ck20-03]

オブジェクト指向の考え方は、情報システムの開発において最も重要なものの一つである。
 オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本に関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

オブジェクト指向では、実世界をオブジェクトの観点からモデル化し、その結果をプログラミングによって実現する。モデル化の際は、おのおののオブジェクトを[ A ]と状態で定義し、プログラミングの際は、[ A ]を手続きとして、状態はデータとして記述する。このとき、手続きを[ B ]と呼ぶ。[ B ]は、他のオブジェクトから送られてくる[ C ]によって起動する。つまり[ C ]とは、そのオブジェクトへの仕事の依頼といえる。
 また、プログラミングの際は、類似のオブジェクトをまとめて扱うことでプログラミングの効率を高めることができるので、プログラミングの対象は類似のオブジェクトの集まりである[ D ]となる。

〔解答群〕
ア A:機能      B:メソッド   C:メッセージ  D:カプセル化
イ A:機能      B:メソッド   C:メッセージ  D:クラス
ウ A:サブルーチン  B:メッセージ  C:メソッド   D:クラス
エ A:プロセス    B:メッセージ  C:メソッド   D:カプセル化

【解答】

[ck20-04]

3層クライアントサーバシステムは、現在の情報システム構成の中で最も主流となっているシステムの一つであるので、この特徴を把握しておく必要がある。
 3層クライアントサーバシステムに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-05]

中小企業診断士であるあなたは、Webアプリケーションで利用するCookieとは何かについて顧客から質問を受けた。
 この質問に答えるためのCookieに関する説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア aとb  イ aとc  ウ bとd  エ cとd

【解答】

[ck20-06]

A社は、リレーショナルデータベースによって管理するために、販売業務に関する取引データを正規化する必要があるかどうかを検討している。現状では、A社は以下のような「売上表」を用いて取引データを管理している。
 現状の「売上表」に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

                    売上表
  ┌────┬────┬────┬────┬───┬──┬──┬──┬────┐
  │売上番号│顧客番号│ 顧客名 │ 売上日 │商品名│単価│数量│小計│売上合計│
  ├────┼────┼────┼────┼───┼──┼──┼──┼────┤
  │S001  │C005  │山田太郎│5月1日│商品A│ 100│  1│ 100│    │
  │    │    │    │    ├───┼──┼──┼──┤    │
  │    │    │    │    │商品C│ 300│  2│ 600│  700 │
  ├────┼────┼────┼────┼───┼──┼──┼──┼────┤
  │S002  │C006  │田中一郎│5月2日│商品A│ 100│  2│ 200│    │
  │    │    │    │    ├───┼──┼──┼──┤    │
  │    │    │    │    │商品B│ 200│  1│ 200│    │
  │    │    │    │    ├───┼──┼──┼──┤    │
  │    │    │    │    │商品C│ 300│  1│ 300│  700 │
  ├────┼────┼────┼────┼───┼──┼──┼──┼────┤
  │S003  │C005  │山田太郎│5月10日│商品A│ 100│  2│ 200│  200 │
  └────┴────┴────┴────┴───┴──┴──┴──┴────┘

[解答群〕
 ア 顧客名の欄に山田太郎が2回出てくるのはデータの重複であることから、非正規形である。
 イ すでに第二正規形であるので、依存関係がある顧客番号と顧客名を別表に移せば第三正規形になる。
 ウ すでに第三正規形であるので、これ以上正規化する必要はない。
 エ 一つの売上番号に対して、商品名、単価、数量および小計の項目が複数あるので、非正規形である。

【解答】

[ck20-07]

データベースのデータ処理では、アプリケーションにおけるひとまとまりの処理単位を「トランザクション」と呼ぶ。たとえば、ある消費者の口座からある小売店の口座に振込送金する場合、(1)消費者の口座残高から振込金額を引き、それを新しい口座残高にすることと、(2)小売店の口座残高に振込金額を足し、それを新たな口座残高にすること、という2つの更新処理が必要になる。このような出金処理と入金処理をまとめて扱う必要がある場合が「トランザクション」の例である。
 トランザクションの処理には、一般にACID特性(Atomicity,Consistency,Isolation,Durability)と呼ばれる技術的に満たすべき要件がある。
 ACID特性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-08]

PCを用いる業務処理では多様なソフトウェアが使われていることから、異なるソフトウェア間でデータを交換する場合がよくある。
 データ交換に利用するデータ形式としてのCSVに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-09]

ケーブルを必要とせずに電波などを利用して通信を行う無線LANは、信号が届く範囲であれば、その範囲内でコンピュータを自由に設置できるために、中小企業でも有用である。したがって、その特性を理解しておく必要がある。
 無線LANに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-10]

近年、情報ネットワークが発展・普及し、その重要性はますます高まっている。安全にネットワーク相互間の通信を運用するための記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア aとb  イ aとc  ウ bとd  エ cとd

【解答】

[ck20-11]

以下の文章は、AI(Artificial Intelligence)を支える基礎技術である機械学習に関するものである。文中の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

機械学習は[ A ]と[ B ]に大きく分けることができる。[ A ]はデータに付随するそのうち、正解ラベルが与えられたものを扱うもので、迷惑メールフィルタなどに用いられている。[ B ]は正解ラベルが与えられていないデータを扱い、[ C ]などで用いられることが多い。
 また、自動翻訳や自動運転などの分野では、人間の神経回路を模したニューラルネットワークを利用する技術を発展させた[ D ]が注目されている。

〔解答群〕
 ア A:教師あり学習 B:教師なし学習 C:手書き文字の認識 D:強化学習
 イ A:教師あり学習 B:教師なし学習 C:予測や傾向分析  D:深層学習
 ウ A:教師なし学習 B:教師あり学習 C:手書き文字の認識 D:深層学習
 エ A:教師なし学習 B:教師あり学習 C:予測や傾向分析  D:強化学習

【解答】

[ck20-12]

スマートフォンには、いろいろなセンサーが搭載されている。
 スマートフォンに一般的に搭載されている4 つのセンサーの機能・役割に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア a:正  b:正  c:誤  d:誤
 イ a:正  b:誤  c:正  d:誤
 ウ a:誤  b:正  c:誤  d:正
 エ a:誤  b:誤  c:正  d:正

【解答】

[ck20-13]

クラウドコンピューティングが一般化しつつあるが、このクラウドコンピューティングを支える技術の一つに仮想化がある。
 仮想化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-14]

インターネットを用いたマーケティングは、その効果を測定しやすい上、安価に利用できる。そのために、中小企業にも有力な広告媒体として期待されている。
 インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-15]

コーポレートガバナンスの重要性とともに、ITガバナンスの重要性が指摘されている。
 経済産業省の「システム管理基準(平成30年4月30日)」では、ITガバナンスがどのように定義されているか。最も適切なものを選べ。

【解答】

[ck20-16]

既存の情報システムから新しい情報システムに移行することは、しばしば困難を伴う。
 システム移行に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【記述】

【解答】

[ck20-17]

オブジェクト指向のシステム開発に利用されるモデリング技法の代表的なものとして、UML(Unified Modeling Language)がある。
 UMLで利用されるダイアグラムにはいろいろなものがあるが、下記のa~dの記述はどのダイアグラムに関する説明か。最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア a:アクティビティ図 b:オブジェクト図 c:ユースケース図    d:シーケンス図
 イ a:クラス図     b:配置図     c:コミュニケーション図 d:ステートマシン図
 ウ a:コミュニケーション図 b:コンポーネント図 c:アクティビティ図 d:クラス図
 エ a:ユースケース図  b:クラス図    c:ステートマシン図   d:アクティビティ図

【解答】

[ck20-18]

システム開発は一つのプロジェクトとして進められることが多い。プロジェクトの進捗を管理することは非常に重要である。
 プロジェクトを管理するために利用される手法やチャートに関する以下のa~dの記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア a:PERT b:BAC  c:ガントチャート d:管理図
 イ a:PERT b:BAC  c:流れ図     d:トレンドチャート
 ウ a:WBS   b:EVM  c:ガントチャート d:トレンドチャート
 エ a:WBS  b:EVM  c:流れ図     d:管理図

【解答】

[ck20-19]

Webシステムの開発では、「使いやすさ(ユーザビリティ)」の重要性が指摘されている。
 ユーザビリティの向上のための方策に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア aとb  イ aとc  ウ bとd  エ cとd

【解答】

[ck20-20]

システム開発において行われるテストの一つに、ブラックボックステストがある。
 「ブラックボックステストにおいて、考慮すべき条件とその条件に対する結果の組み合わせを整理するマトリックスで、テスト対象の項目を検討するために用いられるものを何というか。最も適切なものを選べ。
 ア 決定表(ディシジョンテーブル)
 イ ステートダイヤグラム
 ウ 直交表
 エ ペイオフマトリックス

【解答】

[ck20-21]

情報システムにおいては、情報漏洩に対する脆弱性に注意するなど情報セキュリティを高めることが必要である。情報セキュリティにおけるリスクに対処する方法として、「リスクの低減」、「リスクの保有」、「リスクの回避」、「リスクの移転」の4つがある。
 このうち、「リスクの保有」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-22]

ソフトウェアやサービスを提供する場合の課金方式として、「サブスクリプション」が近年注目されている。
 サブスクリプションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答】

[ck20-23]

以下に示す4つのデータ分析の事例における調査データや統計量の解釈は統計の視点から見て正しいものであるか。それぞれの事例に関する正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア 事例1 :正  事例2 :正  事例3 :正  事例4 :正
 イ 事例1 :正  事例2 :誤  事例3 :誤  事例4 :正
 ウ 事例1 :誤  事例2 :正  事例3 :正  事例4 :誤
 エ 事例1 :誤  事例2 :誤  事例3 :誤  事例4 :誤

【解答】

[ck20-24]

以下のa~dは、分析したい状況に関する記述である。それぞれの状況において、どのような分析手法が適切か。最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
 ア a:判別分析 b:回帰分析 c:コンジョイント分析 d:A/B分析
 イ a:判別分析 b:相関分析 c:コンジョイント分析 d:アクセス分析
 ウ a:分散分析 b:回帰分析 c:クラスター分析   d:A/B分析
 エ a:分散分析 b:相関分析 c:クラスター分析   d:アクセス分析

【解答】

[ck20-25]

IoT(Internet of Things)、AI、RPA(Robotic Process Automation)などの新しい情報通信技術や考え方などが現れ、現場への適用が試みられつつある。
 以下に示す情報化の取り組みについての記述の中で、RPAに関する事例として、最も適切なものはどれか。

【解答】