[ck13-01]
業務におけるコンピュータの多岐にわたる利用では、日々発生する様々なデータは補助記憶装置に蓄積される。記憶したデータ量が補助記憶装置の記憶容量の許容限度を超える前に、その適切な増設を行うことが必要になる。
補助記憶装置の利用に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせとして、
最も適切なものを下記の解答群から選べ。
パーソナルコンピュータ(パソコン)に外部接続して利用する補助記憶装置として以下のものがある。
① [ A ]や[ B ]をインタフェースとして利用するハードディスクやDVD装置
② LANに直接接続して利用する[ C ]
②の補助記憶装置には[ D ]を備える必要があるが、①の装置には必要がない。
[解答群]
ア A:e-SATA B:TCP/IP C:NFS D:DNS
イ A:e-SATA B:USB C:NAS D:OS
ウ A:IDE B:USB C:UPS D:NFS
エ A:NFS B:e-SATA C:DWH D:NAS
【解答】
[ck13-02]
事業所内で利用する情報機器の種類は多様化し、それぞれの特性を生かすオペレーティングシステム(OS)が開発され、それら情報機器に搭載されている。OSに関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-03]
スマートフォン、パソコン、メインフレームなど多様な情報機器を有効に連携させてビジネスに利用するケースが増えてきた。それらの機器や連携に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-04]
Webコンピューティングに使われる言語に関する下記の説明①〜③と、それらに該当する言語の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
① SGMLを元とする言語で、WWWで使用されるハイパーテキストを記述するために用いられる。
② タグと呼ばれる特別な文字列を利用する言語で、ユーザ独自のタグも定義できる。
③ UNIX用のテキスト処理言語として開発されたインタプリタ言語である。
[解答群]
ア ①:HTML ②:DHTML ③:XBRL
イ ①:HTML ②:XML ③:Peal
ウ ①:XML ②:DHTML ③:XBRL
エ ①:XML ②:HTML ③:Perl
【解答】
[ck13-05]
コンピュータを利用して、データ処理を行う手順には、データを配列などに一時的に記憶させるものがある。
そのような処理手順に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
納品された商品を倉庫に保管し、早く納品された商品から出荷するためのシミュレーションを行う場合は、配列などで構成した[ A ]を利用し処理を行う。このような処理手順は[ B ]と呼ばれる。
四則計算の式 2×(1 +6/3) を、順次処理し計算結果を求める手順では、配列などに構成した[ C ]に式の左項から順に 2, 1
,6 の値を記憶させ、その後、この[ C ]から順次 6, 1, 2
の値を取り出しながら計算処理を行う。このような処理手順は[ D ]と呼ばれる。
[解答群]
ア A:キュー B:FIFO C:スタック D:LIFO
イ A:キュー B:LIFO C:スタック D:FIFO
ウ A:スタック B:FIFO C:キュー D:LIFO
エ A:スタック B:LIFO C:キュー D:FIFO
【解答】
[ck13-06]
業務に使用する情報処理システムの性能は、その構成方法に影響される。構成方法の選択においては、機器単体の処理能力で判断するだけではなく、信頼性や保守性など多面的な観点から性能の評価を行わなければならない。
情報処理システムの構成方法に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-07]
会社や商品の紹介、さらに商品のネット上での販売など、自社のWebコンテンツ作成の機会が増えている。これらに用いるソフトウェア資源に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
会社や商品の紹介など、基本的なWebコンテンツを作成する場合も、ページ数が多くなるとともに、各ページの書式の統一性やデザイン的側面など管理項目が多くなる。デザイン性の向上や書式の統一性確保のためには、使いやすいユーザインタフェースによってコンテンツ作成が可能な[ A ]を利用する。また、新商品をニュースのような形式で順次告知したいなど、多くのWebページの追加・更新などを一元管理したい場合は[ B ]などが利用できる。
さらに、商品管理システムと連携した商品販売サイト機能の構築・運用を行いたい場合は、Webサーバソフトウェア、[ C ] 、スクリプト言語など複数のソフトウェア資源が必要となる。これらが容易に利用できるように、オープンソースソフトウェアの[ D ]などはそれらをセットにして提供するものである。
[解答群]
ア A:オーサリングツール B:CMS C:DBMS D:LAMP
イ A:コンストラクションツール B:CGI C:CMS D:SOAP
ウ A:コンテンツフィルタ B:SOAP C:DNS D:CGI
エ A:マルチメディアツール B:PHP C:FTP D:Ajax
【解答】
[ck13-08]
業務の中で発生するデータは多くの場合、データベースによって管理する。データベース全体の構造や仕様を定義するものに、データベーススキーマがある。データベーススキーマの構成の仕方のひとつに、以下の3つの構成要素を用いるものがある。
a 外部スキーマ
b 概念スキーマ
c 内部スキーマ
データベーススキーマの構成要素a〜cと、その説明①〜③の組み合わせとし て、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア a:① b:② c:③
イ a:② b:③ c:①
ウ a:③ b:① c:②
エ a:③ b:② c:①
【解答】
[ck13-09]
リレーショナルデータベースに蓄えられた以下のような商品表がある。この商品表から、商品区分が筆記具あるいはノートで、販売数量が20以上のデータを抽出するSQL文のWHERE部の記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
商品表
商品名 商品区分 単価 販売数量
鉛筆HB 筆記具 90 20
B5判ノート ノート 210 27
クリアファイル ファイル 250 35
ボールペン 筆記具 150 17
30cmスチール定規 定規 850 5
A4判ノート ノート 270 12
[解答群]
ア 販売数量> 20 OR (商品区分='筆記具' OR 商品区分='ノート')
イ 販売数量>= 20 AND 商品区分='筆記具' OR 商品区分='ノート'
ウ 販売数量>= 20 AND (商品区分='筆記具' AND 商品区分='ノート')
エ 販売数量>= 20 AND (商品区分='筆記具' OR 商品区分='ノート')
【解答】
[ck13-10]
ISOによって提唱されたネットワーク接続にかかわるモデルをOSI参照モデルと呼ぶ。OSII参照モデルは、アプリケーション層、プレゼンテーション層、セッション層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、物理層の7つの層からなる。ネットワーク接続に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-11]
インターネットが普及した現在、業務の様々な場面で情報資源の所在を確認することやネットワーク機器を識別することが求められる。
以下のA〜Dの情報資源やネットワーク機器を指示した事例と、その名称の組み
合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
指示事例
A http://www.meti.go.jp/
B meti.go.jp
C 11:22:33:dd:ee:ff
D 192.168.0.1
[解答群]
ア A:URL B:ドメイン名 C:MACアドレス D:IPアドレス
イ A:URL B:ホスト名 C:IPアドレス D:MACアドレス
ウ A:ドメイン名 B:ホスト名 C:ポート番号 D:IPアドレス
エ A:ドメイン名 B:マシン名 C:SSID D:ポート番号
【解答】
[ck13-12]
事業所内において個人所有の情報機器を有効に利用したり、事業所外から会社内のデータにアクセスして業務を効率的に進めたいとの要望がある。しかし、情報漏えい、個人情報管理、通信のセキュリティ確保など、問題も多い。
このような状況における情報機器の利用に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
パソコンなどを利用して事業所外から社内データにアクセスする場合、[ A ]を利用すれば、第三者の侵入や妨害を受けにくくなる。
個人所有のスマートフォンや[ B ]を社内業務に利用する場合、私用情報の[ C ]、業務用アプリケーションやデータの配布・更新・削除などの際の情報セキュリティ管理、社内情報管理などのために[ D ]を利用することが望ましい。
[解答群]
ア A:ADSL B:タブレット C:フォーマット D:BYOD
イ A:TCP/IP B:パソコン C:消去 D:ルータ
ウ A:VPN B:タブレット C:退避 D:MDM
エ A:WiFi B:ハンディターミナル C:カスタマイズ D:ファイアウォール
【解答】
[ck13-13]
ある職場では、下図のようなネットワーク構成でインターネットおよび各情報機器の接続を行っている。今、パソコン1からインターネットに接続ができなくなった。そのときの対応や考え方に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【解答】
[ck13-14]
SNSなどの発達によってソーシャルメディアは、個人間の私的な情報交換に利用されるだけでなく、ビジネスでも多様に利用されつつある。ソーシャルメディアを利用する上での要点や対処法に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-15]
通信技術の高度化と機器のインテリジェント化によって、企業の内外で多様で大量のデータが蓄積されるようになり、ビッグデータが注目されている。ビッグデータに関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-16]
クラウドサービスの活用に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-17]
経済産業省の「IT経営ロードマップ」では、IT経営を実現するための取り組みを、成功企業の事例を踏まえ、以下に示す「共有化」、「柔軟化」、「見える化」の3つに整理している。3つの取り組みの順序として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
「共有化」
現場で積み上げられた業務や情報の客観的把握の成果を、経営戦略上必要と思われる社内外の関係者間において、いつでも効率的に使えるような環境を作り上げること。
「柔軟化」
将来予測される外部環境の変化に対して、必要に応じていつでも自社の業務を柔軟に組み替えられるようにすること、および、社内外の必要な情報を組み合わせて新たなイノベーションを迅速に創出できるようにすること。
「見える化」
経営から得られる視点に基づき、現場の課題抽出と解決検討の材料につながるように、業務や情報を客観的に把握できるようにすること。
[解答群]
ア 共有化 → 柔軟化 → 見える化
イ 柔軟化 → 見える化 → 共有化
ウ 見える化 → 共有化 → 柔軟化
エ 見える化 → 柔軟化 → 共有化
【解答】
[ck13-18]
多くの中小企業は今まで多様なシステム化を行ってきたが、そのために多くの課題が浮上してきている。例えば、システム投資が現行システムのメンテナンス中心となり、新たなシステム開発に必要となる業務分析のノウハウを失ったり、リレーショナルデータベースが複数構築されてその整理がなされなかったりすることがある。それらの課題への対処やシステム開発に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-19]
ソフトウェアのテスト方法には、ホワイトボックステスト、ブラックボックステスト、およびこれらの混合であるグレーボックステストがある。これらのうち、前 者2者に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-20]
ある中小企業では社内のIT人材育成の指針として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)」の適用を考えている。2012年3月に公開されたその「第一版・追補版」に関する記述として最も適切なもはどれか。
【解答】
[ck13-21]
ある中小企業では、過去、様々な業務を1台のホストコンピュータで処理する集中処理システムを構築してきた。それを現在のビジネス環境に適応できるように、クライアントサーバシステムやクラウドコンピューティングを利用して分散処理するシステムに移行したいと考えている。この企業における分散処理システムの導入の仕方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-22]
経済産業省は、2007年に「IT投資価値評価ガイドライン」の試行版を発表した。このガイドラインの試行版で述べられている内容は、ITの投資価値評価における基本的な要件を示していると考えられる。IT投資価値評価の基本的な要件として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck13-23]
組織の情報セキュリティ基準として、「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度」が広く使われている。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
ア JIS Q 20000-1 適合性に関する制度である。
イ 適合性の認証制度は、「認証機関」、「要員認証機関」、「認定機関」からなる仕組みである。
ウ 適合性の認証登録後は、10年ごとに再認証審査を行う。
エ 標準として決められたセキュリティレベルでのシステム運用を求める。
【解答】
[ck13-24]
ある工場では、旋盤で切削・研削して、ある製品を出荷している。平均して製品3,000個に1個の割合で不良品が出る。この製品を1,000個ずつ箱詰めして出荷する時、箱に不良品が含まれない確率を求めたい。この計算に最も適する分布はどれか。
ア 指数分布
イ 正規分布
ウ 超幾何分布
エ ポアソン分布
【解答】
[ck13-25]
統計的仮説を検定する方法には様々なものがあり、適切に使い分ける必要がある。以下の文章の空欄A〜Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
母分散が未知の 2つの母集団の平均の差を検定したい。2 つの母集団からそれぞれ独立に、十分に大きな数の標本を採取できる場合には、標本平均は正規分布に従うと考えて、標本の不偏分散を母分散の代わりに使って[ A ]を適用できる。少数の標本しか得られない場合には、母分散の信頼できる推定ができないので、[ A ]を使えない。しかし、2 つの母集団が共に正規分布をし分散が等しい場合には、[ B ]が利用できる。その場合、2 つの母集団の分散が等しいことを検定するには、[ C ]を利用することができる。
[解答群]
A B C
ア F検定 t検定 z検定
イ F検定 z検定 t検定
ウ t検定 F検定 z検定
エ z検定 t検定 F検定
【解答】