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Webサービス


Webサービスは、インターネットに分散したアプリケーションの相互運用を行うための技術です。Webサービスを実現するための基本技術に、次の3つがあります。これらはすべてXMLがベースになっています。

UDDI(Universal Description,Discovery and Integration)
UDDIはWebサービスを見つけるためのデータベースです。
どこにどのようなWebサービスがあるかの一覧表のようなものです。そのデータベースをUDDIレジストリといいます。Webサービスを提供する企業は、提供企業名、サービスの名前と内容、サービスを受けるための情報などを、あらかじめ一定の形式(XML文書)でUDDIレジストリに登録しておきます。
このUDDIレジストリの管理者をレジストラといいます。検索エンジンと同じように、利用者はレジストラのサイトをアクセスすることにより、必要とするサービスを知ることができます。
WDDL(Web Services Description Language)
WDDLはWebサービスのインタフェースを記述する言語です。
例えばホテル予約のWebサービスを受けるためには、検索するのか予約するのかなどの利用の種類、室のタイプや料金帯など多様なメッセージを送る必要があります。このとき、個々のホテル予約サイトを利用するためのメッセージは多様ですので、利用者には統一した形式で示す必要があります。また、そのような抽象的な形式から、具体的な個々のサイトへのメッセージに変換するしくみが必要です。
これらを記述するための標準言語をWDDLといいます。
SOAP(Simple Object Access Protocol)
SOAPはコンピュータ間でメッセージの受け渡しを行う標準プロトコルです。
実際にWebサービスを受けるには、入力や出力のメッセージ交換が必要になります。このとき、サービスを行う通信プロトコルやサイトのハードウェアやソフトウェアなどの違いを乗り越えてメッセージ交換ができることが必要です。それを行うためのプロトコルがSOAPです。

これらの基本技術を組み合わせることにより、Webサービスを構築するのですが、それではかなりの記述が必要になります。それで、よく用いられれる機能に関しては、これらをベースにした拡張仕様の標準化が行われており、「WS-*」ファミリーと呼ばれています。例えば、セキュリティに関するWS-Security、送信者・受信者のアドレス識別のためのWS-Addressing、複数のWebサービスを組み合わせてるためのWS-BPEL、出版/購読でのメッセージ交換をモデル化したWS-Notificationなどがあります。
 さらには、典型的なWebサービスのオープンソースソフトウェアがあります。それをカスタマイズすることにより、比較的容易にWebサービスを構築できるようになりました。このような環境変化から、Webサービスのことをマッシュアップというようにもなりました。


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