[ck12-01]
コンピュータには様々な記憶装置が使用されている。そのうち、半導体を利用した記憶装置は処理速度や信頼性に影響を与えるなど、重要な役割を担っている。用途に適した半導体の記憶装置が装備されたコンピュータを選択できるように、その特性を把握しておくことが必要である。
半導体を利用した記憶装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-02]
近年、多様なコンピュータが登場しつつあるが、その基本的動作原理は同じである。それを把握しておくことで、新たな技術の理解も早くできる。下記は、コンピュータの構成要素とそれらによってコンピュータの基本機能が実現される過程を記述した文章である。
以下の文中の空欄A〜Dに入る言葉の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア A:演算装置 B:制御装置 C:主記憶装置 D:出力装置
イ A:演算装置 B:制御装置 C:補助記憶装置 D:主記憶装置
ウ A:制御装置 B:演算装置 C:主記憶装置 D:出力装置
エ A:制御装置 B:演算装置 C:補助記憶装置 D:主記憶装置
【解答】
[ck12-03]
コンピュータは多様な業務に利用される。コンピュータの処理能力は様々な要因に左右され、処理能力に影響を与える特性や、それを評価する指標が複数存在する。適用業務の処理に十分な能力のコンピュータを選択するためには、これらの内容を適切に理解することが必要である。
以下の記述の中で最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-04]
ソフトウェアのバグやセキュリティ上の不具合の修正が行われた場合、適切に対応することが必要である。
ソフトウェアの修正が行われた場合の対応に関する、以下の文中の空欄A〜Cに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
コンピュータ上では各種業務について目的別に利用する[ A ]ソフトウェアと、コンピュータの資源を効率よく利用するための[ B ]ソフトウェアがある。これらのソフトウェアはいずれも随時改良が行われるが、小さな不具合の修正を行う場合は修正部分だけを抜き出した[ C ]をユーザに配布することが多く、この修正部分を入れ替えればよい。
[解答群]
ア A:アプリケーション B:システム C:パッチファイル
イ A:アプリケーション B:パッケージ C:シェル
ウ A:システム B:パッケージ C:カーネル
エ A:パッケージ B:アプリケーション C:パッチファイル
【解答】
[ck12-05]
業務の処理にソフトウェアを使用する場合、中小企業診断士が、そのソフトウェアの利用を支援するだけでなく、状況によってはソフトウェアそのものの開発にかかわったりする場面もある。ソフトウェアの機能や開発に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-06]
各種業務において様々なソフトウェアを利用しているが、それぞれのソフトウェアでは目的に応じた演算処理が行われている。コンピュータの演算処理では計算誤差が発生する場合のあることが知られているので、計算誤差に対して適切な対応が必要である。
以下の計算誤差に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-07]
スマートフォンなどの多様な携帯端末機器の発達は、顧客にとっても、サービスを提供する事業者にとっても、多様な情報を迅速かつ場所を選ばず検索、照会、処理、発信できるというメリットを享受可能にしている。
ある中小製造企業は、製品を自社ウェブサイトで広告し、自社製造工程での受注製品の製造プロセスおよび発送プロセスの進捗状況を、顧客に知らせることができるシステムを構築したいと望んでいる。また進捗状況が許す範囲内で、製品仕様の変更や送り先の変更などができるシステムとしたいと望んでいる。
このシステム構築に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-08]
パーソナルコンピュータPCを業務に利用する場合、各々の業務の特性を考えたソフトウェアや周辺機器を適切に選ぶ必要がある。以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
業務においてPCを利用する場合は対話型処理で利用する場面が多いが、月末などにまとめて請求書作成などの[ A ]処理を行うこともある。作業指示を出した後、この処理画面に応答が返るまでの[ B ]が長い場合は、作業の進捗状況の把握ができない。このような場合はプログレスバーなどを表示させて進捗状況の把握が行えるようなソフトウェアを選択する。
また、請求書作成処理の指示をPCに与え、PCが作業を終了したという表示が得られるまでの経過時間は[ C ]と呼ばれ、この時間の短いことが望ましい。PCが作業終了状態となっても、プリンタが印字作業を続けていることがあるが、これはプリンタが[ D ]機能を備えている場合にも起こる。この機能を利用する場合は印字の作業量に適した容量のバッファが備わったプリンタを選択する必要がある。
[解答群]
ア A:オフライン B:レスポンスタイム C:スループット D:スレッド
イ A:オンライン B:ターンアラウンドタイム C:オーバレイ D:スループット
ウ A:トランザクション B:スループット C:レスポンスタイム D:キュー
エ A:バッチ B:レスポンスタイム C:ターンアラウンドタイム D:スプール
【解答】
[ck12-09]
業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる複数の端末から、あるデータに対して同時に複数の処理要求が発生し、本来の処理が正しく行われない場合がある。これを防ぐために排他制御あるいは同時実行制御と呼ばれる方法が利用される。
これに関する以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア A:デッドロック B:セマフォ C:順番 D:テーブル
イ A:ロック B:セマフォ C:時刻 D:テーブル
ウ A:ロック B:セマフォ C:順番 D:キャッシュ領域
エ A:ロック B:デッドロック C:時刻 D:キャッシュ領域
【解答】
[ck12-10]
業務で利用するデータのコード化に関する以下の記述の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
コード化には、例えば次のような方法がある。
なお、コード化においては、同じ顧客を重複登録してしまう可能性があり、データ管理上[ D ]の問題に配慮しなければならない。
[解答群]
ア A:識別機能 B:桁別分類法 C:区分分類法 D:一意性
イ A:識別機能 B:連番法 C:合成法 D:冗長性
ウ A:分類機能 B:合成法 C:区分分類法 D:冗長性
エ A:分類機能 B:表意法 C:連番法 D:一意性
【解答】
[ck12-11]
インターネットへの接続やLANの構成に際して必要となる知識に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-12]
物品の販売サイトをインターネット上で運営する場合、利用者の利便性を考慮した販売サイト構築が必要である。そのためには、運営するサーバの特性と顧客が所有するPC上での商品購入のための操作のかかわりを把握する必要がある。
販売サイトを運営するためのサーバや顧客が利用するPCに関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-13]
企業がITガバナンスを強化するためには、まず情報システム戦略を確立し、これに基づいて以下の4つの構成要素を順次実現していくことが必要である。その順序として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a システム運営セキュリティ管理・リスク管理・サービスレベル管理など
b 説明責任システム監査・ベンチマーク・投資効果など
c 組織運営予算管理・投資管理・ベンダー管理・契約管理など
d リレーションシップ管理教育・提案・情報発信など
[解答群]
ア a → b → c → d
イ a → c → b → d
ウ b → a → d → c
エ b → c → a → d
【解答】
[ck12-14]
EDIなどで用いる標準コードに関する説明として最も適切なものはどれか。
ア EDI等に利用される事業所コードGLN(Global Location Number)は、主に製造業で利用される。
イ EDI等に利用される標準企業コードの最後の1桁は、チェックディジットである。
ウ 標準企業コードの最初に0を付加すると、GLN(Global Location Number)として利用できる。
エ 標準企業コードは、国際規格 UN/EDIFACT のコードの一部として利用できる。
【解答】
[ck12-15]
インターネットのメディアとしての特徴は、双方向性、オープン性、即応性などとともにメディアミックスを可能にするところにある、と言われている。インターネットや携帯端末の普及とともに、これらの特徴を用いた様々なビジネスやコミュニケーションが行われている。
これに関連する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-16]
総務省から発表された「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針第1版」に基づいた「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」により、中小企業ユーザがASP・SaaSのサービスを選択する場合の参考情報が提供されている。
この認定制度に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-17]
ある中小販売企業では、インターネットで受注を開始することにした。それに先立ち、下記の図を描いてインターネットによる受注システムの検討を行っている。
この図に関する説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、この図は未完成である。
[解答群]
ア 業務のデータの流れと処理の関係を記述したDFDである。
イ データベースをどのように構築したら良いかを示すERDである。
ウ 利用者がシステムとどのようにやり取りするかを示すユースケース図である。
エ 利用者相互のコミュニケーションの関係を描いたコミュニケーション図である。
【解答】
[ck12-18]
独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センターの「非機能要求グレード」では、非機能要求を①可用性、②性能・拡張性、③運用・保守性、④移行性、⑤セキュリティ、⑥システム環境・エコロジーの6つに大別している。
これらに関連する記述として最も適切なものはどれか。
ア 運用監視などを含む通常運用は可用性に含まれる。
イ 回線冗長化などを含む耐障害性は運用・保守性に含まれる。
ウ データ暗号化などを含むアクセス・利用制限は可用性に含まれる。
エ 同時アクセス数などを含む通常時の業務量は性能・拡張性に含まれる。
【解答】
[ck12-19]
SaaSの提供者ベンダ企業と利用者ユーザ企業との間でSLAを締結する場合に必要な作業の実施順序は以下のとおりである。空欄A〜Cと記述群の①〜③の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
<作業の実施順序>
1.SaaS利用者側の前提条件の整理
2.[ A ]
3.[ B ]
4.SaaS提供者の免責範囲の定義
5.[ C ]
6.SaaSの提供・利用の結果に対する対応の定義
[空欄に入る記述群]
① SaaSの提供・利用に関する委託内容/範囲の定義
② SaaSの提供・利用のサービスレベルの定義
③ SaaSの提供・利用の役割/責任分担の定義
ア A:① B:② C:③
イ A:① B:③ C:②
ウ A:② B:① C:③
エ A:② B:③ C:①
【解答】
[ck12-20]
ITの進展に伴い、それを有効に利用して競争優位を獲得しようとする試みは、もはや特別なことではない。その際に重要になることとして、適切なハードウェア、ソフトウェアの開発または選択は言うに及ばず、近年、それらを使いこなす人々の能力の向上が叫ばれている。
これに関連する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-21]
近年、多くの情報漏洩被害をもたらしている「新しいタイプの攻撃」Advanced Persistent Threats:APTへの対策としては、入口対策だけでなく、出口対策も重要になる。
出口対策として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-22]
インターネット利用が普及して、インターネット上で取引情報やプライバシーにかかわる情報を扱う場面が多くなっている。従って情報セキュリティについて、その基礎事項を把握しておくことは重要である。
情報セキュリティにかかわる記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-23]
ある中小製造企業は、顧客の要望に合わせて製品を設計・製造・販売している。今まで、受注量が少なかったことから、電話やファクシミリ等で顧客への対応をしていた。近年、海外を含めて顧客からの受注が増加している。このような状況から、受発注にかかわる処理、問い合わせやクレーム処理を含めて顧客とのコミュニケーション、社内の製造指示などをシステム化することを検討している。その検討の中での聞き取り調査の結果、経営者や従業員は、このシステム開発の投資評価をはっきりさせておきたいと考えていることが分かった。
投資評価に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】
[ck12-24]
あるコンビニエンスストアチェーンの調査部では、各店舗の売上高を、半径1km 圏内の大学などの重要拠点数と地域人口で説明する重回帰モデルで分析している。
【解答】
[ck12-25]
1日平均50万円の売上高がある店舗で、商品の新しい陳列方法を1週間試行してみたところ、1日平均売上高が52万円になった。しかし実際には新しい陳列方法に効果がなく、たまたま他の理由で1日平均売上高が高くなったのかもしれない。
これに関連する記述として最も適切なものはどれか。
【解答】