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企業におけるIT活用

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本章では、現在の典型的なIT利用動向をトピック的に理解します。

そして、これらの効果を上げるためには、利用部門の積極的な参画が重要なことを理解します。

キーワード

QR、ECR、SCM、サプライチェーンマネジメント、JIT、ジャストインタイム、見込生産方式、受注生産方式、データウェアハウス、OLAP、多次元データベース、OLAPツール、データマイニング、データマート、バスケット分析、グループウェア、ナレッジ・マネジメント、暗黙知、形式知、個人知、組織知、SECIモデル、ワークフロー管理システム、SFA、営業支援システム、CRM、CTI


企業間ネットワークの発展

企業間ネットワークの発展は、企業間連携を促進します。それにともない、情報システムの対象が、社内から社外へ拡大します。

EC(電子商取引)

詳細:「EC(電子商取引)」 (kj3-ec)

以下、企業間での情報共有化による連携の例として、QR/ECRとSCMを掲げます。

QR/ECR

SCM


情報検索系システムの発展

情報の有効活用のニーズがますます増大してきました。それにともない、必要なときに必要な情報を容易に得ることを目的にした情報検索系システムは、急速に発展してきました。

データウェアハウス

1990年代になると、情報検索系システムはデータウェアハウスと呼ばれるようになりました。

データウェアハウスの定義

OLAPと多次元データベース

データウェアハウスとデータマート

データマイニング


グループウェアの発展

グループウェアが特定の用途に特化して発展した形態に、ナレッジ・マネジメントとワークフロー管理システムがあります。

ナレッジ・マネジメント

ワークフロー管理システム


SFAとCRM

特定業務への総合的なアプローチの例として、SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)とCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)の説明をします。


IT活用動向と利用部門

現在の企業におけるIT活用の代表的な利用形態をみてきました。これらの効果を得るためには、利用部門の関与が重要です。その理由を列挙します。


理解度チェック

第1問

  1. 企業間ネットワークの普及により、企業間での業務協力関係が強化される。
  2. QR/ECRもSCMも顧客満足を獲得するために、企業間で情報を共有することにより、在庫の削減や供給の迅速化を図るものであるが、QR/ECRは小売業が中心に、SCMは製造業が中心になっている。
  3. データウェアハウスは、基幹業務系システムの発展形態だといえる。
    × 基幹業務系システム→情報検索系システム
  4. OLAPの特徴として、大量データの更新処理が多いことがあげられる。
    × 更新処理はしない
  5. OLAPに適したデータベースは、リレーショナルデータベースである。
    × 多次元データベース
  6. データマイニングとは、大量のデータを分析することにより、有用な情報を発見するための技術である。
  7. 知識には暗黙知と形式知がある。学校教育は暗黙知の伝承、徒弟制度は形式知の伝承に適している。
    × 学校教育は形式知、徒弟制度は暗黙知
  8. ワークフロー管理システムは、電子伝票、電子決済などに適したシステムである。
  9. SFA(セールスフォース・オートメーション)とは、オンライン受注やWeb販売により営業部員の業務を電子化して、省人化するためのシステムである。
    × 営業部員活動の支援
  10. CRMは、顧客との良好な関係を維持発展することを目的とした総合的なシステムであり、コールセンターでのCTIの利用もその一つである。

第2問

  1. インモンのデータウェアハウスに関する「目的別」、「統合化」、「時系列」、「非更新」とはどのようなことかを説明せよ。
  2. ナレッジ・マネジメントの効果を阻害する要因にはどのようなことがあるか。それを解決するにはどうすればよいか。
  3. 本文に掲げたような利用の効果をあげるためには、経営者や利用部門が積極的に参画することが必要なことを説明せよ。

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