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製造業の情報システム

部品: CAD/CAMMRPABC・ABM見込生産と受注生産SCMデルモデルトヨタのかんばん方式カイゼン運動

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学習のポイント

本章では製造業の情報システムを取扱います。とはいえ,製造業の形態は多様ですのでその情報システムも多様です。また,学生は製造業の業務内容をあまり理解していないと思います。それで,製造業を見込生産と受注生産に分けて,それぞれの重要事項を理解します。そして,最近の動向として,見込生産から受注生産に移行する利点とそれへの課題を考え,サプライチェーン・マネジメントの概念を理解します。

キーワード

CAD、CAM、MRP、ABC管理、見込生産、個別受注生産、継続受注生産、SCM、デルモデル、かんばん方式、カイゼン運動


製造業での基本的な情報システム

製造業では,研究や設計のための技術計算,プラントや生産機械の自動制御、製品の生産や品質管理にコンピュータが用いられていますが、ここでは省略します。

CAD/CAM

MRP:所要資材計画

ABC管理:厳密な原価計算


受注生産と見込生産

自動車産業は組立工業ですし石油産業は装置工業です。高級婦人服は注文してから生産する受注生産ですが,日用下着はあらかじめ製品を生産し顧客が来るのを待つ見込生産です。このように製造業には多様な形態があります。その形態により主要業務も大きく異なりますし,情報システムも多様です。以下,製造業での形態区分により業務内容が異なる例として,受注生産と見込生産を取り上げます。


SCM:見込生産から受注生産へ

SCMの概要

デルモデル

トヨタのかんばん方式

カイゼン活動

さらに、トヨタのかんばん方式を創案し発展させたのは、当時の日本製造業におけるカイゼン運動とよばれる現場の自発的な小集団活動がありました。


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