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システム調達、調達方法、利用部門、要件定義、過剰要求、用語、テスト
ここでは、あえて調達方法にはこだわらずに、利用者(発注者)と提供者(受注者)の関係とし、主に利用者の立場で考えます。
利用者 提供者
社内開発 経営者や利用部門 IT部門やベンダ
外注開発 ユーザ企業 ベンダ
社内開発では、IT部門と利用部門からなるプロジェクトチームで行うのが通常です。それで、利用部門のなかにも提供者になる人がいます。
外注開発の場合、IT部門は、ベンダからみれば利用者であり、経営者や利用部門からみれば提供者です。それで、エンドユーザ・IT部門・ベンダという区分のほうが適切な場合があります。また、システムを分割して、一部を外注し一部をIT部門が担当する場合もあります。
ここでは、要求、要件、機能などの用語が混用されていますが、厳密には、次のように区分されています。
ここでは、業務レベルでの成果を上げるための活動のうち、情報システムを構築すること以外の活動を「非IT系活動」ということにします。非IT系活動が不適切なために、要件定義が遅れたり、後工程で変更になったりすることが、情報システムの成否に大きな影響を与えるのです。
「よいシステム」とは、どのようなシステムでしょうか? 要件定義を満足するシステムなのは当然ですが、「保守・改訂が容易なシステム」にすることも重要です。
4択問題:「システムの調達」( kj2-choutatu)