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SWOT分析 選択問題


  1. 経営戦略を策定するにあたり,自社がどの分野にどのようなビジネスモデルで活動するかを検討する必要がある。そのとき,次のうちで最も先に行うべき分析はどれか。
     ア BSC  イ PPM  ウ SWOT  ウ 価値連鎖

    【解答】

    正解:ウ

    まず,自社の置かれている状況を正しく認識する必要→参照:「SWOT分析」
    その他は,現在の事業分野を前提としている→参照: 「BSC」「PPM」「価値連鎖」

  2. 自社の経営資源が持つ「強み」と「弱み」,経営環境が自社にとって有利な「機会」と不利な「脅威」を列挙して分析する技法はどれか。
     ア BSC  イ PLC  ウ PPM  エ SWOT

    【解答】

    正解:エ

    BSCはバランススコアカード
    PLCは製品のライフサイクル
    PPMは,プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
    SWOT分析は問題文の通り
    参照:「SWOT分析」

  3. SWOT分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。

    • ア SWOT分析では,自社の弱点を改善することが目的なので,「弱み」を重点にするべきである。それに対して,「強み」は単に確認の目的であり,あまり重視する必要はない。
    • イ 複数人でSWOT分析をすると,ある外部環境が「脅威」と「機会」に分かれることがある。
    • ウ SWOT分析では,内部環境と外部環境の観点から分析するので,同業他社の動向は直接の検討対象にはならない。
    • エ SWOT分析では,各人の主観が重要なので,それを裏付ける定量的なデータは用いないのが一般的である。

    【解答】

    正解:イ

    アは×。「強み」を生かすこと,コア・コンピタンスに高めることも必要
    イは○。例えば規制緩和は競争激化の脅威でもあり,ビジネスチャンスでもある。
    ウは×。同業他社は「強み」「弱み」の比較対象,外部環境でも大きな要因
    エは×。なるべく客観的に定量的に示すのがよい
    参照:「SWOT分析」(kj1-swot