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ストレージサービス(写真・動画共有サービス)の歴史

ここでのストレージサービスとは、個人利用者を対象として、写真や動画などのファイルをサーバで保管したり、他人と共有したりするサービスとする。そのうち、Webページ、ブログページ、電子メールのログなど、SNS関連のサービスは除く(参照:「ドメイン名、IPアドレスの歴史」「ブログ、SNS、Twitterの歴史」)。


統合ストレージサービス

ポータル系の統合ストレージサービス

テキスト、写真、動画など多様なデータをバックアップする保管サービス、それを他人の閲覧に供する共有サービス、電子メールサービスとともにログを保管するサービスなど、多様なサービスを統合したものを、ここでは統合ストレージサービスという。

以降のサービスの内容は、上記のサービスとほとんど同じなので特徴だけを示す。また、煩わしいので2010年代初頭の状況だけに絞る。

専業系のストレージサービス(同期サービス)

ポータル系とは別に、ストレージサービスを主事業とする専業系のサービスもある。ここでの特徴は、モバイル環境の進展により、複数のパソコンでの同期をとるために、Web上で一時的な保管を行う同期サービスが主流である。それを応用すれば、他人との共有をすることもできる。
 2008年に一斉に有名なストレージサービスが開始された。


写真共有サービス

純粋に写真だけを対象にするのではなく、動画も対象にしたり、SNSと組み合わせていたりするのが通常であるが、写真を主にするものを掲げた。
 当初は、写真の加工・編集・整理などを目的として開発したソフトウェアが、ポータル運営者に買い取られ、通信機能を付加して共有サービスへ進化したものが多いのが特徴である。

世界での写真共有サービス

日本での写真共有サービス

「世界の写真共有サービス」で取り上げたサービスのほとんどは日本語でのサービスをしており、日本でも主流になっている。それでここではシェアの大小ではなく「有名な」(話題になった)ものをいくつか掲げる。


動画共有サービス

動画共有サービスには、運営者が収録した動画を公開する放映サービスと、個人の作成した動画(音楽なども含む)を保管して、それをインデクス付けして、他人からのアクセスにより検索し視聴できる仕組みを提供するサービスがある。ここでは後者を対象にする。
 世界的にはYouTUbe、日本ではニコニコ動画などが有名である。

YouTube

ニコニコ動画


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