日科技連出版社,2000年4月,A5版,379ページ,3,900円,ISBN4-8171-6083-7
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担当(全文)
「第6章 組織における個人レベルでの情報共有モデル」pp.127-142,
「第7章 情報共有化・創造性向上とデータウェアハウス」pp.143-166
第6章では,グループウェアやナレッジ・マネジメントを対象にして,なぜ共有化が円滑にできないのかを「発信受信モデル」として示し,その改善への方策を心理面,政策面,技術面から論じた。第7章では,データウェアハウスをEUCの発展形態として捉え,巷でのデータウェアハウス論に混乱があることを指摘しそれを整理した。また,これからの情報システムは,データウェアハウスを中心として構築することが重要であることを論じた。
6.1 概説
6.2 発信受信モデル
モデルの概要/発信者側の問題/受信者側の問題
6.3 情報共有化の推進
阻害要因と解決のアプローチ/意識改革面でのアプローチ/仕組み面でのアプローチ/
情報技術面でのアプローチ/運用組織面でのアプローチ
6.4 結語
7.1 概説
7.2 情報共有化・創造性向上と情報検索系システム
情報検索系システムの発展/情報検索系システムによる情報共有化・創造性向上
7.3 情報検索系システムと基幹業務系システムの関係
情報検索系システムと基幹業務系システムの関係の逆転/情報検索系システムによる基幹業務系システムの簡素化/
データ中心アプローチと情報検索系システム/ERPパッケージ導入と情報検索系システム
7.4 データウェアハウス論での混乱
利用形態による混乱/データウェアハウス用データベースでの混乱
7.5 情報検索系システムの普及を阻害する要因
データ公開によるセクショナリズム/過剰体裁愛好症と過度依存症
7.6 これからのデータウェアハウス
データウェアハウスとメタデータ/データウェアハウスとオブジェクト指向
7.7 結語