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MySQLの概要


MySQL とは

SQLは、RDB(リレーショナルデータベース)の問合せ操作のための代表的なプログラム言語で、その仕様は国際規格になっています。
MySQL はオープンソースの代表的なRDB管理システムの一つで、比較的小規模なシステムに適しています。問合せ言語としてのMySQLの文法は、ほぼSQL規格と一致しています。

参考
MySQL 8.0 リファレンスマニュアル( https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/ja/)
Futoshi Endo(Qiira)「MySQL 基礎文法」( https://qiita.com/Fendo181/items/2be9a0f28fb0805794b0)

MySQL 利用環境の設定

MySQL 利用環境は、用途などにより。多様なものがありますが、プログラムの習得などの目的で、環境設定が非常に簡単なものに、paiza;io があります。ここでは、その環境を利用しています。

paiza.io でのプログラム作成手順

   paiza.io( https://paiza.io/ja/projects/new?language=mysql
   

①言語選択
paiza.io は多くの言語をサポートしています。現在が MySQL になっていないときは、クリックすると一覧表が表示されるのでPHPを選択します。
②コード入力
ここに作成するプログラムを記述します。
③実行クリック
④出力表示
これにより下面に結果が表示されます。
エラーがあるときは表示されません。コードの該当行に×印がつきます。
⑤出力形式指定
出力が思わしくないとき、これを変更すると、正しく表示されることがあります。

MySQLの例題

下のプログラムを上の ②コード入力 にコピー&ペーストします。

# ========== データベースの生成
CREATE TABLE 売上表 (
  伝票番号     INT PRIMARY KEY,
  得意先コード INT,
  商品コード   INT,
  数量         INT
);
INSERT INTO 売上表  VALUES 
  (1001, 60, 100, 2),
  (1002, 70, 100, 2),
  (1003, 50, 200, 3),
  (1004, 50, 100, 1),
  (1005, 60, 200, 2),
  (1006, 50, 100, 3),
  (1007, 60, 100, 3),
  (1008, 60, 100, 2),
  (1009, 70, 100, 2),
  (1010, 50, 200, 3),
  (1011, 70, 100, 2),
  (1012, 50, 200, 3);
  
CREATE TABLE 得意先表 (
  得意先コード  INT PRIMARY KEY,
  得意先名      VARCHAR(20),
  得意先住所    VARCHAR(10)
);
INSERT INTO 得意先表  VALUES
  (50, '得意先A', '東京'),
  (60, '得意先B', '東京'),
  (70, '得意先C', '大阪');

CREATE TABLE 商品表 (
  商品コード  INT PRIMARY KEY,
  商品名      VARCHAR(20),
  単価        INT
);
INSERT INTO 商品表  VALUES
  (100, '商品1', 50),
  (200, '商品2', 30),
  (300, '商品3', 40);

# ============ データベースの加工
SELECT 得意先名, 商品名, 数量
  FROM 売上表, 得意先表, 商品表
  WHERE 売上表.得意先コード = 得意先表.得意先コード
    AND 売上表.商品コード = 商品表.商品コード
    AND 伝票番号 <= 1005;

③実行クリック すると ④出力表示 に次の結果が表示されます。

    得意先名    商品名    数量
    得意先B    商品1     2
    得意先C    商品1     2
    得意先A    商品2     3
    得意先A    商品1     1
    得意先B    商品2     2

上のデータベースの生成部分は、database.sql に保存されています。