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文法の基本(4)その他


ここでの MySQL のプログラム作成・実行方法


LIMIT 表示行数の指定

SELECT の結果が大量の行となるとき、特に検証段階では、一部の行だけを出力させたいことがあります。
ここでは、売上表(伝票番号の昇順にソート済)からの選択行指定方法を示します。

SELECT 伝票番号 FROM 売上表
  LIMIT 3;
LIMIT 3;
最初の3行が表示されます(1001, 1002, 1003)
LIMIT 2, 3;
最初の2行をとばし、次の3行が表示が表示されます(1003, 1004, 1005)

COUNT 行数

SELECT COUNT(*), COUNT(得意先コード), COUNT(DISTINCT 得意先コード) FROM 売上表;
COUNT(*)=12
全件数です。
COUNT(得意先コード)=12
得意先コードが NULL ではない件数です。
COUNT(DISTINCT 得意先コード)=3
得意先コードの重複を除外した件数です。50, 60, 70 の3件になります。

新テーブルの作成

これまでの SELECT による処理結果は標準出力領域に表示するだけでした。ここでは、結果を表示するのではなく、新しいテーブルとして出力することを対象にします。
SQL規格では 「SELECT ~ INTO 新テーブル」でよいのですが、MySQL ではその機能がありません。次のように記述します。

一般形;
  CREATE TABLE 新テーブル AS
   SELECT
    :
   ;

「SELECT以下の処理結果を、新テーブルとして CEWATE せよ」という意味です。

単なる表示の場合

SELECT 伝票番号, 得意先コード
  FROM 売上表
  WHERE 得意先コード = 50;
伝票番号  得意先コード
  1003        50
  1004        50
  1006        50

新テーブルを作成するとき

CREATE TABLE 新テーブル AS
  SELECT 伝票番号, 得意先コード
    FROM 売上表
    WHERE 得意先コード = 50;
SELECT * FROM 新テーブル;
伝票番号  得意先コード
  1003        50
  1004        50
  1006        50