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ここでの軽量プログラミング言語とは、
・HTML内に記述できる簡易言語
・特定のOSあるいは開発環境に限定しない
・オープンソースで無料で入手できる
言語であるとする。
Javascriptは別章「Javascriptの歴史」
で取り扱っているので除外し、Perl、Python、PHP、Rubyの4言語だけを対象にする。
1987年 ●Perl誕生(Larry Wall)
1988年 ●Perl 2.0(正規表現ライブラリ導入)
1989年 ●Perl 3.0(バイナリデータ処理)
1990年 ★Python誕生(Guido van Rossum)
1991年 ●Perl 4.0(解説書「Programming perl」初版)
1991年 ★Python.0.90(最初に公表したβ版)
1993年 ●CPAN(関連ソフト集Webサイト)の構想
1993年 ▲Ruby誕生(まつもとゆきひろ)
1994年 ●Perl 5.0(オブジェクト指向対応など全面的改訂)
1994年 ★Python1.0(正式版)
1995年 ●CPAN(ライブラリ、ソフトウェア集)
1995年 ◆PHP誕生(Lerdorf)
1996年 ◆PHP/FI(SQLによるデータベース連携)
1996年 ▲Ruby 1.0(正式版)
1997年 ★Jython(Javaによる処理系)
1997年 ◆PHP/FI 2.0(PHP 2.0)(プログラミング言語へと進化)
1998年 ★Zope 2(Pythonで書かれたアプリケーションサーバソフト)
1998年 ●Perl 5.5.0(多くのOSに移植)
1998年 ◆PHP 3(ここでPHP: Hypertext Preprocessorとなる)
1999年 ◆Zend Engine(効率強化エンジン)
2000年 ●Perl 5.6.0
2000年 ★Python 2.0(ガベージコレクション、リストの導入)
2000年 ◆PHP 4(Zend Engine搭載)
2001年 ★Python Software Foundation設立
2001年 ▲JRuby(Javaで書かれたRubyの処理系)
2002年 ●Perl 5.8.0(多様な文字コードに対応)
2003年 ★Psyco(PythonのJITコンパイラ)
2003年 ★Pypi(ライブラリ、ソフトウェア集)
2004年 ★Zope 3(Pythonで書かれたWebフレームワーク)
2004年 ◆PHP 5(オブジェクト指向強化)
2004年 ▲Ruby on Rails(Rubyのアプリケーション開発フレームワーク)
2005年 ●Catalyst(Perl開発環境)
2005年 ●Pugs(Perl処理系)
2005年 ★Pylons Framework(Pythonの開発環境)
2005年 ◆PHPがトップシェアに
2006年 ★IronPython(.NET Frameworkでの処理系)
2007年 ●Perl 5.10.0(静的変数の導入)
2007年 ▲IronRuby(.NETにおける処理系)
2007年 ▲Ruby 1.9.0(多言語対応、バイトコード仮想マシン)
2008年 ●Catalyst(Perl開発環境)正式版
2008年 ★Python3.0(Unicodeへの全面移行)
2008年 ●Rakudo(Perl処理系)
2009年 ●Parrot(Perl処理系)
2010年 ●Perl 6(言語仕様と処理系の分離、新言語の位置づけ)
2010年 ▲Rubinius 1.0(Rubyで書かれたRubyの処理系、開発プラットフォーム)
2010年 ▲言語仕様の標準化文書、RubySpecプロジェクト
2011年 ▲Ruby JIS X 3017
2012年 ▲Ruby ISO/IEC 30170
軽量プログラミング言語の利用度比率 |
日本での軽量プログラミング言語の利用状況 |