スタートページ主張・講演マーフィーの法則

マーフィーの法則(3)リタイア時代
Murphyology on Information Technology (vol.3) 2020s
改題:Murphyology by a retired

マーフィーの法則(1)~1990s 汎用コンピュータ全盛時代
マーフィーの法則(2)2000s,2010s インターネット時代
マーフィーの法則(3)2020s リタイア時代

目次


はじめに

vol.1vol.2を書いた当時はIT分野での現役でしたが、すでにリタイアして長く、その間にIT環境はすっかり様変わりしてしまいました。もはや、on Information Technology での発想はできません。そのため、vol.3 はITに限定せず、極めて独断的なエッセイ(主に老人のグチ)になっていることをお許しください。


著者紹介

民間企業で主に情報部門に従事。
60歳定年退職後、ひょんなことで短大教授に。5年でクビ。
いくつかの大学で非常勤講師をしたが後期高齢者になりすべてクビ。
年金生活者になり現在に至る。その間に身体・精神ともに劣化の一途。

趣味3原則

年金生活者になったとき考えた。根っからの無趣味人でヒマをもてあますだろう。趣味を創造せねば

自転車礼賛

大勢にならい散歩から始める。でも体力から半径1キロが限度。飽きるだけでなく徘徊老人とみられかねない。
自動車は免許返上している。ポンコツ自転車を引っ張り出した。案外快適で時間つぶしの相棒に。

花の名しらべ

ただ自転車を乗り回すのは芸がない。道端や公園には四季の花がある。その写真を撮り花の名前を覚えよう。
自然の美の再確認。私にふさわしい優雅な趣味ではないか。
名称を調べるには時間がかかる。3原則にぴったりだ。

昔取った杵柄

昔、授業をしていた頃、教材をすべてWebサイトに公開していた。現在では通常のことだが、始めた頃はまだ少数派だったし、学生は教科書を買わなくてよいので好評だった。これを捨てるのは忍び難い。
以下CM

第3原則に違反しないかと疑われるかもしれないが杞憂である。これらのサイトは賞味期限が切れているし、同じようなテーマの優れたWebサイトはゴマンとある、余程のことがない限り、このサイトを利用する人はいないだろう。

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「物事はうまくいかないものだ」

「マーフィーの法則」では、これを最初のテーマにするのが通例だ。ここでもそれに従う。

「時は得難くして失い易し」

期待と結果(喜劇か悲劇か)

たまには、うまくいくこともある。

老人は「これが最後」に裏切られる。

人さまざま、行動さまざま

(大喜利風に)司会者「世の中には、粗忽な人や慎重な人がいらっしゃいますが~」

マーフィーの法則「バターを塗ったトーストの落下法則」を聞いて

横断歩道での歩行者用押しボタン

高齢者免許更新の認知症検査は、問題がネットなどで公開されている。

息子と名乗る詐欺電話がかかってきた。

結婚式の挨拶をすることになった。

コロナウイルス接種会場にて(最初の接種時)

コロナウイルス接種会場にて(接種後の観察時間)

スーパーでのアルコール消毒

地球温暖化対策

ディープフェイク

円安対策

メタバース(3次元仮想空間)

元首相の国葬

注:安倍元首相が2022年7月に暗殺され9月に国葬が行われた。

座布団を何枚いただけたでしょうか? 最後に・・・

本家笑点:前回までに座布団を9枚もらっていた解答者

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「命長ければ恥多し」

腰が痛い、目がかすむ、病院通いだなどの肉体的苦痛や、それに伴う社会への負い目などは、あまりのも深刻であり、ユーモアで笑い飛ばす余裕はないので省略。

単語の忘れは無口の始まり

忘れたことを忘れてなければ、まだ大丈夫

認知症の専門家によると、単語の忘れは大したことはないが、イベントの忘れは重大だという。「アレ・ナニ」は認知症の初期段階だが「~さん、朝飯まだ?」となったら、かなり進んでいるのだそうだ。

類例:以前にマーフィーの法則に掲げたものを、新しい発見だとして再掲載する。

究極の老人病は金欠病

ガンや認知症の発病は確率的であり、特効薬の開発も進んでいる。
多くの高齢者は、年金だけでは不足で、資産を食いつぶしている。余命が伸びれば資産が底をつくのは必然的である。
健康寿命の延長は寝たきり期間の短縮にはなるが、金欠病期間の延長になる。しかも金欠病の予防・治療対策はむしろ後退している。

世間と老人

レジでは後ろの客が気になる。

会合には必ず早くいく

世間は老人を理解していない。

老人に優しい人も多い。

家族関係

毎日が日曜日なので、家族に気に入られようと努力しているのだが・・・。

夫婦

妻への批判はタブーなので、妻からの指摘を受け売りする。

親子・孫

ウチの連中はジョークに慣れていないので、叱られないうちにやめておこう。

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「老兵は死なず。ただ消え去るのみ」元IT従事者の悲哀

現役の頃は、IT革命のなかでIT従事者として企業だけでなく社会にも役立っていると自負していたが、年老いてからは、IT環境の激変に追い付かず、社会の落伍者になってしまった。落伍者は静かにしているべきだと自覚しているのだが、ときどき自己満足な皮肉もいってみたくなるし、自己弁護で他のせいにしたくなる。

昔,同情。今、疑惑

若いころ、「情報部門です」というと「マジメなのね。でも残業や徹夜で大変ね」と同情してくれた。
リタイアした今、「ITをやっていました」というと、次の言葉が返ってくる。
 「ウソでしょ。スマホも使えないくせに」
 「ウソでしょ。アニメやゲームのセンスがあるとは思えない」
 「ウソでしょ。どうして高級マンションに住んでいないの?」
結局は、ITの落ちこぼれだったということで納得する。

体験は負債

IT環境は大規模に激変している。過去のIT環境に適合すればするほど、変化に即応できず自ら化石化してしまう。

「アタマを使うよりカネを使え」

AI利用分野には、回帰やクラスタリングなど、従来からの統計的手法(特に多変量解析)の分野も多い。
統計学を習得していれば、この分野でのAI活用に役立つと思うのだが・・・逆の結果に

統計学でアタマを使えと教わった。

昔は、統計学の第1回講義で、次の留意事項を叩き込まれた。
単純にいえば、「吟味された少量のデータを用いて、より信頼性のある結果を得よ」「結果に間違った解釈をするな」が基本原則である、

[用いるデータ]
・母集団を代表する標本を使え(対象の偏りを防げ)
  バスケット選手だけを調べても、男性成人の身長はわからない
・同じ環境で採取せよ(異常値を使うな)
  ネコのデータの中にゾウのデータがあると、体重の平均を求めても意味がない。
  災害の影響を調べるのではない限り、平常時のデータと災害時のデータを混在させるな。
[結果の分析]
・信頼水準を重視せよ
  サイコロを3回なげて1の目が2回でたとしても、サイコロがイカサマだとは断定できない。
・見かけの相関に騙されるな
 IT投資が盛んになると海外旅行者が増える?
 どちらもGDPのへの相関が高いことによる疑似相関であり、直接の関係はない、まして因果関係はない。

AI時代ではアタマを使うと叱られる

ORも同じ運命に

往年は、OR(オペレーションズ・リサーチ、経営数学)として、数理計画法、PERT、待ち行列、需要予測などの手法が重視された。現実を数学的な定式に抽象化してモデル化して、そのモデルを数学問題として最適な解を得ようとするものである。
このときも「モデルはできるだけシンプルに(小規模)にすること」が良いとされた。その理由にモデルの特性と解の関係を理解しやすいことが解を現実に適用するのに重要だからである。
そのためのモデル設計のノウハウを習得することがOR技術者の基本スキルだとされた。

近年では、現実の膨大なデータを自動的に収集し、AI技術により解析し、自動的に機器や設備を運転すること。それを全社的レベルさらには関連他社と共有することにより、全体としての最適化を図ることが重要だとされている。
これは適切なアプローチではある。しかし、限定された分野ではORが役立つことは多い。

「ORは物の考え方」の指導理念もあった。対象のモデル化のプロセスにおいて、目的に合致したモデルにするには、対象をどの範囲に設定するか、主要な条件は何か、それは企業が制御できるかどうかを、客観的に調べ、関係者が同意することが重要だとされた。そして、それを検討するには、広い関係者が参加すること、モデル作成にはIT技術者だけでなく、行動学、心理学、法律などの専門家も加えた編成することが推奨された、
このようにORは現在でも重要なIT活用領域であるが、いつのまにか認識されなくなった。

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リタイア後の相棒 パソコン、スマホとの付き合い

往年の相棒に見放される

機種はPC86から、インターネットWindows95以前から、電子メールはパソコン通信でとパソコンとの付き合いは長い。リタイア後は人間の相棒がいなくなり、パソコンが無二の相棒になっている。それなのに、パソコンとのコミュニケーションが円滑にできなくなってきた。

ディスプレイから消えると脳のメモリからも消去される。

あるWebページから他のページに移動した瞬間に、前のページの内容を忘れる。上下にスクロールしたときも同様。
ファイルの作成で、過去のファイルを参照すると、どちらが対象ファイルなのかわからなくなる。
参照したファイルに書き込んでしまう。作成したファイルを更新せずに保存してしまう。

キーボードとフォント

「. と ,」「; と :」「[ と {」などはキーボードでは並んでおり、似たような表示がされている。視力の落ちている高齢者の震える指では間違えやすい。刻印のフォントうや色を変えるだけで、コストもかからず解決するだろうに。
ディスプレイのフォントでも同様である。保存するファイルのフォントを変えるのは困るが、メモ帳のような入力アプリでの入力表示用に一時的なフォント切替え機能があると便利である。

パソコンがネット端末機に退化した。

近年のパソコンはインターネットを介した利用が多い。オフィスソフトの利用やデータの保管など、なんでもクラウド化してしまう傾向がある。そのうちにスタンドアロンでは何もできなくなってしまうのでなきかと心配だ。一人暮らしの老人では、ネット関係のトラブルに自力で対応できない。

病室でのIT機器利用禁止の緩和を(院長先生。お願いします)

私にとって、既にインターネットに接続したパソコンやスマホなどの利用は人生の一部になっている。それなのに特別室(個室)以外の病室での利用を禁じている病院は未だ多い。なかにはスタンドアロンでの利用すら禁止されている病院もある。入院してそれを禁止されたら強い禁断症状が出るだろう。
以前は、電磁波の医療機器への影響、騒音の同室者への迷惑などの理由であったが、現在では解決できる状況にできるはずだ。収入が多い特別室の利用を勧めるための差別化だと勘ぐってしまう。

スマホは新しい相棒になるか

時代はパソコンからスマホになった。スマホが新しい相棒になってくれるとよいのだが、彼らは老人には興味がないらしい。

相性の悪いスマホと老人

スーパーでのスマホ利用

ネット銀行、ネットトレードなど高額な金銭の移動はスマホ利用が前提になっているが、このような高額取引は家人がやってくれる。
老人が直接関与する大部分は、スーパーやコンビニでの利用だろう。
近い将来に、スマホ知識がないと、日常の買物もできないことになる。社会的常識を持たない者は被害者ではなく加害者なのだ。

スマホは認知症進行防止に役立つ

実はスマホは老人のためを思って、このような設計をし、運用システムにしているのだ。感謝しよう。

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最近の若い者は~

人間は自己正当化の本能を持つ。不満の多くは自己責任だとしても、社会が悪いのだするほうが、ストレス低減に役立つ。
自分から主体的に行動する体力・気力・経済力の衰えを自覚した老人は、その本能回帰志向が強くなる。

○○にも三分の理

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政治批判

無能首相必然論

権力への欲求は、高等生物での本能である「支配力要求」を満足する。
マズローの欲求5段階説の最終段階「自己実現欲求」を実現するには、政界はは適した分野である。
批判される政治家も、政界に進もうと志した時点では、素晴らしい社会を実現する一員になろうと青雲の志を持っていただろう。
それがいつの間にか、自分では望まない、汚れた権力者になってしまう。なぜか?

「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」ジョン.アクトン

説明責任の駆け引き

選挙公約のフェイク

「当選の暁には、○○を実現します」の意味

二大政党論

アンケート調査では、二大政党による政権交代が望ましいとの意見が多いのだが・・・。

行動科学を無視した二大政党論

二大政党の危険

二大政党が実現し、政権交代が行われるようになると、新しい課題が顕著化する。

選挙制度の見直し案

国際情勢、外交

エライ人はエライこっちゃ

現在世界でのエライ政治家といえば、プーチン大統領、習近平主席、トランプ大統領であろう。
「エライ」の定義には諸説あろうが、ここではマーフィーの法則に貴重な視点を提供したことをエライとする。 特にトランプ大統領の功績は大きく、本人はノーベル賞が欲しいらしい。

Make xx Great Again

過去の栄光とは歴史上最大の版図に戻すことである。それにより地政学上の安全が保障され属国からの搾取で経済が向上する。
販路拡大は、権力者にとって、国民からの敬意を得る最大の政策である。

xx First

自国優先主義は、自国の経済発展のためには、やっと世界共通の理念になった人道主義や国際協調などを無視せよとしている。

大谷クンが海外退去になったり、契約金に輸入関税をかけられたりしなければよいが。

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経済批判

金利に翻弄された我が人生

物価高の文句をぶっつけれる相手がわからない

「貧しきを憂えず等しからざるを憂う」

経済格差には所得格差・消費格差・資産格差などの定義があり、データ把握や集計の方法は多様である。私にはこれらのデータを理解する能力はないので、せいぜい次のような感覚的な話になる。

  • 経済格差が社会不安を増大していることはいうまでもない。
  • 米国や英国ほどではないが、現在の日本も中の上にランクられる高格差社会である。
  • 1970年代 の日本では「一億総中流」といわれる社会だった。それが1990年代のバブル崩壊以降の不況から急速に格差が増大した。
  • その理由はいろいろあるが、従来の中間層の大部分を占める給与生活者の給与が横ばいあるいは低下し、貧困層に転落したことが大きい。
  • 「恒産なくして恒心なし」

    たいした職にもありつけず、低賃金で日々の貧乏暮らしで、将来への期待ができない状態では、本来なら革命を起こすべきだが、その能力もないときは、自分以上の階級を敵視するだけである。
    (いいわけ)貧乏人を蔑視しているのではない。私自身が貧乏人なのだから。こんな自虐的発想をすること自体が恒心のない証拠?

    国の政策は格差拡大が目的?

    当然、為政者は格差を減少されようと努力している。それが「結果は期待を裏切る」ので、格差増大が真の目的だったかように邪推されてしまう。

    格差解消の俗説

    格差解消は人類全体の課題であり、多くの提案がなされている。しかし、なかには俗説もある。

    貨幣経済があくなき欲望を生む

    資本主義の暴走が貧富格差の主犯であることは明白だ。資本主義は貨幣経済の高度化を基盤にしている。貨幣への執着が貧富格差の元凶だといえる。
    飽食・美食には限度がある。装飾品は体の表面積以上はつけられない。用途別に車を持っても限度がある。それなのに、人間は必要以上の富を欲するのだろう?

    格差解消の試案

    富裕層になった経験がなく行動性向を知らない私にとって、これは難問だ。「貧乏人には安くしよう。金持ちには高い価格で売りつけよう」程度しか思いつかない。

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    社会批判

    特殊詐欺

    オレオレ詐欺や裏バイトなど、騙しの手口はより巧妙により残酷になってきた。
    その被害者は高齢者や女性が多い。イヤな世の中になったものだ。

    騙されないよう、みんなのチエを出し合おう

    特殊詐欺組織礼賛

    多くの組織では、生産性向上や変化への対応などに努力している。特殊詐欺組織はそれを徹底的に追求し成功している例だろう。

    フェイク社会

    「すべてを疑え」とは、デカルトやマルクスなどの哲学者による哲学の指導理念であった、現在では、健全な社会を維持するために、一般大衆が情報と接するときの心がけるべき基本姿勢になっている。

    フェイクニュースは儲かる

    AIによるフェイクニュースの発展

    著名なAI製品は、社会的に不適切な指示には拒否する機能を持っている。しかし、当然ながら闇サイトが多く存在し、なかにはフェイク作成を支援するものまであるとか。

    AIは、鹿を馬だと納得させるのに便利な手段

    いかにAIが優れているとはいえ、材料がなければなにもできない。その材料を与えるのは人間である。

    昔、X国ではAIによる国家戦略策定を検討していた。それに先立ちAI機能の学習プロジェクトを立ち上げた。そのなかに、馬と鹿の画像判別が取り上げられた。そのリーダになったAは、教師役の部下に「鹿を馬、馬を鹿だと教えよ」と強制した。ある日、Aは皇帝に、鹿を馬だとといって献じた。不審に思った皇帝はAIに献上品の写真を見せたところ、馬だと答えたので、皇帝も納得した。

    なかには、鹿だと進言するBがおり、Bの意見もAIに与えた。それを分析したAIは「Bの意見には誤りが多い」と学習し、他の事案でもBの論理を無視した。その後、国家戦略の支柱となったAIでもBの主張が考慮されることはなかった。

    AI担当大臣になったAは、隣国Yに異常な敵対感情をもっていた。有史以来のXY関係の文献をAIに与え、YがXに友好的で貢献した事項は「誤」だとし、敵対的あるいは迫害した事項は「真」だと教育した。それによるAIは歴史認識として、X国の対Y国外交の基本方針となった。同時に「AIの判断経過はわからない」とのフェイクを広めることにより、この政策の説明責任を回避することができた。

    生成AIにトランプ大統領のSNS発言だけを与えて、温暖化防止に適切な対策を求めるのは不適切である。

    異教徒を殲滅するのは神への奉仕

    多くの国や組織が、このような事態になるのを懸念して、AIの健全化を目的とした規制を進めている。しかし、タテマエでは受け入れてもホンネでは消極的なプラットフォーマは多い。すでにSNSの検閲や制限を廃止するものも出てきた。無政府状態は今後も続くのだろうか?

    商品・広告批判

    説明書、コールセンターで解決できることは珍しい。

    商品の説明書は見やすくなった。コールセンターもある。テレビやネットでは、カリスマ〇〇のウンチクもある。でも・・・。

    洗濯機の使い方

    掃除機の使い方

    冷蔵庫の使い方

    エアコンの使い方

    その他

    バックミラーが壊れたら、自動車を買い替えよ。

    メンテナンスフリーは耐用年数を短くする。

    広告、マスコミ批判

    信じる者は救われない。

    グルメ番組への疑念

    食事に関するテレビ番組が多い。高エンゲル係数層に夢を与えるためか。取り上げたレストランからの広告費で制作費が安くなるからか。少なくともゲストのリハーサルは短時間で済むだろう。安易な番組と感じる。

    地域格差とTV・SNS

    地域創生として、官民あげて努力しているのだが・・・。

    大都市の不動産高騰により本社の地方移転、コロナ禍での遠隔勤務など、一時的には東京脱出の動きもあったが、長期的には東京集中が進んでいる。

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    新型コロナ

    2020年になると、新型コロナウイルスのパンデミック化が社会構造までも変えるようになった。
    これをジョークにするのは気が引けるが、あえて避けるのもわざとらしい。

    新型コロナ、コンピュータウイルス起源説

    パソコンやスマホを使うときはマスクをしよう。使った後は手洗いを忘れずに。

    コンピュータウイルスの能力を具備した新型コロナウイルスの変異種が存在していたことが判明した。特に、感染者のSNS投稿にツイートすることにより感染が拡大するリスクが大きいことが報告されている。
    感染者の若者比率が高いのはSNS利用が影響している。高齢者が重篤になるのは、以前からウイルス対策が不十分で潜入していた旧ウイルスと新ウイルスの相互作用による。

    これには反論があり、むしろ定説になっている。新型コロナウイルスが変異してネットワーク対応になったのではなく、ネットワークウイルスが変異して人体に感染するようになったというのだ。
    コンピュータウイルスは情報端末を宿主とするが、ウイルスは他の生物と同様に種としての生存が必須である。感染しても宿主を攻撃せず、発見される前に他の宿主に伝染する。そのコピーの間にビットエラーによる変異種が生まれる。そのなかに人体も情報端末だと認識して宿主とする変異種が出現した。
    2020年に急激に増加したのは、ニューロコンピューティングとアバターが人体への媒体として適していたのだという。さらに、今後の動向として、IoTによる宿主の多様性、メタバースによる異空間での感染が懸念されている。

    人体を宿主とする変異株のなかには異常な動作をするものがある。例えば、トランプ大統領(当時)は、SNS多用でコロナに感染した。そのなかに、フォロワーの脳に影響を与える変異株が見つかり、SNSプラットフォーマーは、トランプ氏のサイトを閉鎖した。それでもこのウイルスは拡大し、米国民の半数が感染した。

    新型コロナウイルスの発生源は中国だとされている。2020年直前に中国でITが飛躍的に発展したのが原因で、パンデミックになったのも中国の5G政策の影響だという。
    また、感染者が最も多かったのは米国である。さすがにITのリーダである。

    日本の感染レベルが比較的低いのは、ネットワーク利用環境が遅れているからだ。米英仏の大統領・首相が感染したのに、日本の閣僚が無事なのは、単にIT音痴だからである。それを、日本の麗しき忖度文化によりやんわりと「Xファクタ」という。

    実は、一部の研究者の間では、拡大の初期から人体を宿主とする変異種の発生は知られており、グローバルSNSがパンデミックを招いたことが指摘されていたのだが、巨大ネット企業からの圧力や国際政治の思惑から極秘にされてきた。
    しかし海外では秘密裏に対策を講じていた。

    パンデミックは政治に絶好の機会を与える。

    独裁国家になれば伝染病は防げる。

    ウイルスは人の行動で伝染する。個人の自由を尊重すれば急激な感染者増加は免れない。
    中国は、厳格な行動制限、強制管理などの「ウイルスゼロ」政策により、感染者数を低くできた。北朝鮮では、「感染者ゼロ」を実現できた(尤も感染者数は独裁者が示す数字だが)。これは権威主義が国民保護での優越性を示すものだと評価された。
    さらに、ウイルス対策に乗じて、国民監視システムを強化できるので、ウイルスゼロ政策は独裁者には絶好な政策になる。
    中国では、あまりにも厳重な行動規制への抗議に負けゼロコロナ政策をウイズコロナ政策に変更したが、監視システムの撤廃はしなかった。

    最大の感染・死亡者を出したのは、言論の自由を標榜する米国だった。トランプ大統領はマスク不要論を主張し、それに同調する米国民の半数は集会でもマスクをしなかった。当時、ワクチン接種に強硬な反対をした人物が、トランプ第2次政権での健康福祉長官に指名された。

    コロナ雑感

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    おわりに

    まだ執筆中なのに「おわりに」もないでしょうが、「いつでもやめられる」ことを原則にしていますので・・・。

    読み返すと、あまりにも暗い内容で被害妄想な発想が多いことに気づきました。
    せっかくご覧いただいたかたがたが不快にしたのではないかと反省しています。
    私自身も、余生を楽しむには、明るい内容にしたいと思っています。

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