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ITの発展による雇用の増大と流動性の増大 選択問題


  1. ITの発展と雇用の関係に関する次の文のうち,最も不適切なものはどれか。
     ア IT化が進み、失業者が増加する。結果として失業率が増加する。
     イ 新業種業態、IT関連業務での雇用需要がIT化による失業を上回り、結果として失業率が減少する。
     ウ 必要となる能力が変化するので、求人と求職でのアンマッチが生じる。
     エ 終身雇用制の崩壊が加速される。

    【解答】

    正解:ア

    アは×。1990年代の米国。失業率は2・3年で好転
    イは○。アの裏返し
    ウは○。手作業での事務処理、組立工→ITを使いこなす能力
    エは○。アウトソーシングなど
    参照:「ITと雇用」

  2. ITの発展と雇用の関係に関する次の文のうち,最も不適切なものはどれか。

    • ア 1990年代の米国では、IT利用に伴うリストラが発生したが、IT産業の発展やIT活用による景気の回復による雇用拡大により、結果として雇用増大になった。
    • イ 従来は手作業で行っていた事務処理や生産作業がITの活用により省力化されるため、企業内での配置転換が必要になる。
    • ウ インターネットの普及により、新業種・業態のビジネス分野でベンチャー企業が短期間で大きく成長する機会が多くなった。
    • エ インターネットの普及とグローバル化により企業競争の激化に対応するためには、総合力は必要である。従来外注していた業務も自社で行うようになってきた。

    【解答】

    正解:エ

    アは○。ITによる雇用機会の創出の好例とされている
    イは○。解雇以前に社内で吸収しようとするのは当然
    ウは○。アマゾンコムやグーグルの例
    エは×。むしろコア・コンピタンスに傾注しアウトソーシングが進む
    参照:「ITと雇用」