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悪徳商法・詐欺の手口

キーワード

詐欺、ねずみ講、架空・不当請求


詐欺
インターネットでの商取引が普及してきたことにともない,代金前払いで注文したのに商品が届かない,表示されていたのと異なる粗悪品が送られてくるといった被害が多くなっています。
 このような詐欺には,Webサイト自身が詐欺目的で構築されている場合と,善良なオークションサイトに詐欺目的で出品している場合とがあります。
 前者のような悪質のWebサイトの場合,実社会と比較して,相手の信用度を確認することが困難です。実社会なら店舗を見ればある程度の確認ができますが,Webページでは,いくらでも立派に見せることができます。なお,信用のあるサイトへのリンクを装い,実は悪意のあるサイトへ誘導し,個人情報を入力させて盗み取る手口をフィッシングといいます。このような詐欺の手口は巧妙になっています。
 オークションでの詐欺では,出品者の評価が掲載されている場合がありますが,その評価者はサクラかもしれません。当初は赤字覚悟で誠実な取引を行い,信用度が増大した時点で,高価な商品を大量に出品して,多数の買い手がついたときに詐欺を行うという手口もあります。
 なお、銀行のサイトへのリンクを装い、実は悪意のあるサイトへ誘導し、個人情報を入力させて盗み取る手口をフィッシングといいます。このような詐欺の手口は巧妙になっていますが、それについては「Webでの騙しの手口」(sec-damashi-teguchi)で取り扱っています。
ねずみ講とマルチ商法
「会員になりなさい。そして,会員を増やしなさい。あなたが加入させた会員からおカネがもらえます」というような行為をねずみ講といいます。これに商品の販売を組み合わせた商法をマルチ商法といいます。これらは,初期に加入した会員は儲かる機会がありますが,加入対象は有限なため,いつかは大勢の人が損をしてしまいます。一種の詐欺です。
 ねずみ講は「ねずみ講防止法」(無限連鎖講の防止に関する法律),マルチ商法は「特定商取引法」(特定商取引に関する法律)の連鎖販売取引として禁止されています。ねずみ講やマルチ商法の勧誘では,何らかの理由をつけてそれに該当しないような説明をしていますが,そのほとんどは違法だといえます。
架空・不当請求
身に覚えがないのに,「有料のアダルトサイトなどを閲覧したので,料金を振り込め。さもないと裁判手続により財産差押える」という電子メールがくることがあります。このような電子メールは無視するのが適切です。それに応じて振り込んだりすると,いいカモだとされて,同様な脅迫が次々にきます。また,問い合わせや拒否の連絡を行うのも,こちらの個人情報が知られるので,新たな攻撃の対象になります。気になる場合は,消費生活センターや警察に相談するのが適切です。

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