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保守改訂容易化の手段 選択問題


  1. 情報システムの保守改訂に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア 情報検索系システムの普及により、情報システムを小規模にできる。これは保守改訂作業の軽減にも役立つ。
    • イ ERPパッケージは、ソースプログラムが提供されないので、保守改訂が必要になるシステムに適用するのは不適切である。
    • ウ オブジェクト指向アプローチは、オブジェクトの内部が見えないので、保守改訂が必要になるシステムに適用するのは不適切である。
    • エ 現在では、ソースプログラムそのものを読んで修正することはほとんどないので、プログラミングの標準化は、保守改訂の観点ではあまり重要ではない。

    【解答】

    正解:ア

    アは○
    イは×。ベンダによる保守改訂、パラメタによる保守改訂
    ウは×。オブジェクト内部に立ち入らない
    エは×。理想ではあるが、現状ではソースプログラムを修正するのが大部分
    参照:保守改訂容易化の手段

  2. 情報システムの保守改訂を容易にする手段として、現実的には最も不適切なものはどれか。
     ア 将来の保守・改訂を予想して、事前に修正すると思われる処理も組み込んでおく。
     イ ERPパッケージなど、市販パッケージを利用する。
     ウ データ中心アプローチやオブジェクト指向アプローチを採用する。
     エ できるだけ非手続き型言語など、簡易言語を利用する。

    【解答】

    正解:ア

    アは理想的ではあるが・・・
     事前に予想するのが困難
     システムが巨大・複雑になり保守・改訂が大変
    参照:保守改訂容易化の手段