IT投資の効果を評価する方法に、評価項目を列挙し、それぞれに重みをつけ、効果を例えば5段階法で与え、その合計を効果とする方法がある。この方法に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア 定量的効果を主とする情報システムの評価に適した方法である。
イ 項目の選択、重みづけ、効果推定に主観が入りやすいので、推奨できる評価方法ではない。
ウ 測定できる項目は定量的な評価方法があるので、ここでの評価項目は測定困難な項目を選定する。
エ この方法は、採否決定だけでなく、評価観点の共通認識、将来への学習などの効果がある。
アは×。定性的・戦略的効果目的
イは×。主観的ではあるがしかたがない。関係者の合意がとれればよいともいえる。
ウは×。測定できなければ観念論になる。事後評価もできない。
エは○。項目設定や効果推定の議事録をとることが重要
参照:「IT投資の列挙法による評価」