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SIS(戦略的情報システム) 選択問題


  1. SISの普及による変化として、最も不適切なものはどれか。
     ア CIOの職制が重視されるようになった。
     イ IT部門の戦略部門化が進んだ。
     ウ 企業間ネットワークの利用が進んだ。
     エ EUCが重視されるようになった。

    【解答】

    正解:エ

    アは○。経営の観点からのIT運営
    イは○。DP部門からIT部門へ
    ウは○。三層協力
    エは×。EUC:ユーザの自主利用
    参照:「SIS」

  2. SISに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
     ア SISの概念は、競争優位を確立する手段として、ITの活用が有効だという認識である。
     イ SISの実現には、インターネットによる企業間情報交換の発展が大きく寄与している。
     ウ SISの有効活用にはデータ分析が重要であり、線形計画法などのOR技法が開発された。
     エ SISの普及により、経営戦略はIT戦略の一部であるという考え方が浸透した。

    【解答】

    正解:ア

    アは○。SISの基本
    イは×。企業間ネットワークは重要だが、当時はインターネット以前
    ウは×。線形計画法などのOR技法が開発されたのは1940~50年代。
    エは×。IT戦略が経営戦略に影響を与えるが、あくまでも経営戦略の一部
    参照:「SIS」

  3. SISがIT部員などに与えた影響として、最も適切なものはどれか。
     ア ますますコミュニケーション能力が重要になった。
     イ システム構築の迅速化のため、プログラミング能力向上が大きな課題になった。
     ウ 情報技術動向の把握などの知識は必要性が低くなった。
     エ CIOは経営分野に詳しければよく、ITに関する知識は不要だとされた。

    【解答】

    正解:ア

    アは○。関係者の多様化
    イは×。アウトソーシングの傾向
    ウは×。専門的高度な技術は不要だが、動向を認識する能力は必要性が高まった
    エは×。経営とITの統合をするのだから両方が必要
    参照:「SIS」