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ポジショニング分析 正誤問題


  1. 業界のなかでの自社の位置づけ(トップシェアをもっている、中小企業であるなど)により、事業戦略が異なるが、それを分析する技法として、最も適したものはどれか。
     ア 成長戦略 イ 競争戦略  ウ セグメント分析  エ ポジショニング分析

    【解答】

    正解:エ

    アは×。多角化が対象
    イは×。競争優位の確立
    ウは×。市場細分化
    エは○
    参照:「ポジショニング分析」

  2. ポジショニング分析の観点から,最も適した戦略はどれか。

    • ア その業界で圧倒的なシェアを持つ企業は,他企業と比較してコスト優位性があるので,積極的な低価格戦略により追従企業を排除するのがよい。
    • イ その業界でのトップ企業は,新製品への研究投資を積極的に行い,市場の革新を図るべきである。
    • ウ その業界で2位・3位のポジションにある企業では,トップ企業の動向をウオッチして,トップ企業が成功しそうになったら早急にその市場に参入して,トップの座を獲得するのがよい。
    • エ 中小企業では,大企業が興味を持たない特殊な分野や特殊なビジネスモデルに参入することにより,限定された市場での独占的な地位を狙うのがよい。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。価格を安定させることにより多大な利益が得られる。
    イは×。これはチャレンジャーの戦略である。
    ウは×。フォロワー戦略であり,むしろトップ企業に適する。
    エは○。これが中小企業が成長する戦略である。
    参照:「ポジショニング分析」