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インターネットの経営へのインパクト 選択問題


  1. グローバル化が進み、各種の規制緩和が行われ、インターネットが普及した時代における経営のありかたについて、最も適切なものはどれか。

    • ア 世界のトッププレイヤーを相手とした競争に勝つためには、事業分野を拡大して全分野での総合力を強化することが望ましい。
    • イ 異業種からの参入は、業界の既存企業とは異なるビジネスモデルでの競争なので、自然と住み分けができる。既存企業間の競争と比較すれば、たいした脅威にならないのが通常である。
    • ウ ITが経営戦略に与える影響は大きくなっているが、IT動向の把握、システム稼働の短期化、セキュリティ対策などに関しては、経営者は、IT部門に指示したり、コンサルタントの起用をすればよいので、自身がこれらに関心をもつのは不適切である。
    • エ ITの動向を把握して、自社ビジネスへの活用を検討することが、経営戦略を策定するための重要な要因になる。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。全分野でトップになるのは至難。コア・コンピタンスに特化すべき
    イは×。従来とは異なるルールでの競争となるので脅威大
    ウは×。ますます経営者の任務になる
    エは○。IT動向をビジネスモデルに反映させる必要
    参照:「インターネットの経営へのインパクト」

  2. 経営とITの関係で、最も不適切な記述はどれか。

    • ア ITの発展により経営環境は大きく変化する。その環境に合致した新しいビジネスモデルを検討することが重要である。
    • イ ITの発展により競争が激化する。競争優位を確立するためにはコア・コンピタンスを持つことが重要である。
    • ウ 経営環境の変化に即応してシステム構築をするために、IT部門のプログラマ増員が重要な課題になっている。
    • エ 企業間ネットワークの発展により、IT化の遅れている中小企業がビジネスを失う危険性もある。

    【解答】

    正解:ウ

    IT部門を戦略部門に。プログラミングはアウトソーシング
    参照:「インターネットの経営へのインパクト」