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人材評価の共通のものさし

キーワード

共通キャリア・スキルフレームワーク、情報処理技術者試験


IT技術者といっても、何ができるのか、どの程度の知識能力があるのかわかりません。
 名刺の肩書は企業内の組織や職名を示すものにすぎません。「ITコンサルタント」といっても、新入社員がその部門に属しているだけかもしれません。そのため、IT技術者の職種やその知識能力に関する共通のものさしが必要になります。共通のものさしを設定することには、次のような効果があります。

なお、この共通のものさしを、昇給や昇進に用いることも考えられますが、実際には複数の職種にまたがる知識やスキルを持っている人もいるし、業務を達成するにはIT以外の事項も必要になるので、不適切だといわれています。 (注:Π型人材)

I型:特定の分野には優れていても、他分野の能力がない
   ・・・専門バカ
T型:広い分野に基本的な能力をもち、一つの専門領域で優れている
   ・・・通常の技術者
Π型:主専門領域だけでなく、副専門領域をもつ(IT、語学、会計、・・・)
   ・・・役に立つ技術者


理解度チェック: 正誤問題選択問題