情報サービス業に関する次の文のうち,最も適切なものはどれか。
アは×。ソフトウェア業が70%以上
イは×。ゲームソフトウェア業は、ソフトウェア業の1~2%に過ぎない。
ウは○。
エは×。情報提供サービス業とは、不動産情報,気象情報など。放送局や新聞社は情報通信業には属するが情報サービス業ではない。
参照:「情報サービス業の区分と規模」
システムインテグレータに関する次の文のうち,最も適切なものはどれか。
ア 日本標準産業分類の受注開発ソフトウェア業の別称である。
イ 情報システムのアウトソーシングを受け入れる企業のことである。
ウ システム開発を一括して請負い,個別業務を他社に分割して発注する業態である。
エ 一般に中小企業を客先としたITコンサルティング企業である。
アは×。日本標準産業分類では明確に分類できない
イは×。契約はプロジェクト単位。アウトソーシングは期間契約
ウは○。建設業のゼネコンに類似
エは×。客先規模には無関係,コンサルだけではない
参照:「情報サービス業の区分と規模」
システムインテグレータとアウトソーシングを比較したとき、システムインテグレータの特徴として、最も適切なものはどれか。
ア 5年、10年などの長期的契約になるのが通常である。
イ 特定のプロジェクトを一括契約し、プロジェクト完了時が契約終了時になる。
ウ 一般的に、大規模な情報サービス業でないと受注できない。
エ 対象業務の全般的な能力よりも、通信やデータベースなどに特化した能力が求められる。
アは×。アウトソーシングの特徴
イは○。
ウは×。両者に共通
エは×。両者で不適切
参照:「情報サービス業の区分と規模」
情報サービス業をメーカー系、ユーザ系、独立系に区分したとき,一般的な観点でメーカー系の特徴として最も適切なものはどれか。
ア 大企業の比率が最も大きい。
イ 特定の業種・業態、特定の業務に特化した実務的な経験をもつ。
ウ 比較的歴史が浅く、新規顧客獲得の営業活動が重要である。
エ 顧客として、親会社や親会社の関係先企業の割合が大きい。
アは○。一般にコンピュータメーカーは大企業。その子会社も規模大
イは×。ユーザ系。自社での経験が生かせる
ウは×。独立系の特徴。系列をもたないので、第三者が顧客
エは×。ユーザ系の特徴。メーカー系は第三者も多い
参照:「情報サービス業の区分と規模」
情報サービス業に関する次の文のうち,最も適切なものはどれか。
ア 情報サービス業は、長期的には成長してきたが、2000年以降は次第に下降している。
イ 情報サービス業の年間売上高は約20兆円に達している。
ウ 情報サービス業の従業員数は、200万人程度である。
エ 産業のうち情報サービス業が占めるGDPの割合は10%である。
アは×。2000年以降も緩やかな増加傾向
イは○。
ウは×。80万人程度(IT技術者数≒100万人)
エは×。2%程度(ユーザ企業でのIT経費の対売上比率が1%程度)
参照:「情報サービス業の区分と規模」