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高校での情報教育の課題 選択問題

  1. 高校での情報教育環境の現状に関する記述のうち、適切なものはどれか。

    • ア 小中高校での、学校からのインターネットへの接続率はほぼ100%に達している。
    • イ 小中高校での、教育用パソコン1台あたりの生徒数は、IT新改革戦略で目標とした「2010年までに3.6人/台」を2008年に実現している。
    • ウ 小中高校での、教員の校務用パソコン装備率は、IT新改革戦略で目標とした「2010年までに1人に1台」を2008年に実現している。
    • エ イ・ウの装備率は、義務教育である小中学校にくらべて、高校のほうが遅れている。

    【解答】

    正解:ア

    アは○。
    イ・ウは×。2010年での実現しないと予測される
    エは×。高校のほうが進んでいる
    参照:「高校での情報教育の課題」

  2. 高校教員の情報活用能力に関する記述のうち、適切なものはどれか。

    • ア ICTを授業や校務に活用することに「ややできる」程度ならば、既に90%以上になっている。
    • イ 情報モラルなどを指導する能力は、技術面の知識をあまり必要としていないので、それに自信のある教員の割合は、教材の研究・指導の準備・評価などにICTを活用できる割合よりも大きい。
    • ウ メディア教育開発センターは、教員のICT活用指導力のチェックリストを策定している。
    • エ 情報教科担当の教員の能力はほぼ十分であり、情報Bや情報Cにくらべて情報Aの開講率が大きいのは、生徒の能力や関心によることが多く、教員の能力によることは考えれないとの調査がある。

    【解答】

    正解:ウ

    アは×。2008年では80%以下
    イは×。逆。教育内容のうち、情報モラルの指導に自信がないという率が大きい
    ウは○。文部科学省の統計はこれをベースにしている。
    エは×。B・Cの開講率が小さいのは、情報教科担当教員の自信不足が大きな理由の一つ
    参照:「高校での情報教育の課題」

  3. 高校での情報教育での課題に関する次の文のうち,最も不適切なものはどれか。

    • ア 比較的教えやすい情報Aだけの開講が多く,情報Bや情報Cの開講率はかなり低い状態である。
    • イ 大学で情報の教職課程を受けた教員の比率は、未だ少ない状態である。
    • ウ 情報以外での教科でも情報技術を活用した教育が求められるが,それができる教員は未だ半数以下である。
    • エ 2006年度では、大学受験科目でないことから情報教科を開講していない、あるいは他科目の授業をしていることが問題になった。

    【解答】

    正解:ウ

    アは○。
    イは○。臨時措置による他科目兼務
    ウは×。2005年で70%以上が授業できる
    エは○。社会的な問題にもなった
    参照:「高校での情報教育の課題」