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高度IT技術者育成への国の政策 選択問題


  1. IT技術者育成への国の政策に関する記述のうち、誤りのものはどれか。

    • ア 産業の国際競争力向上のためには、ITを活用して高い付加価値を創造できる高度なIT人材の育成を進めることが重要である。
    • イ IT関連の修士、博士号取得者を増加させることが緊急の課題である。
    • ウ 国内のIT技術者育成のために、海外からのIT技術者の受け入れには慎重になるべきである。
    • エ IT人材を育成する大学側とそれら人材を受け入れる産業界側のニーズの間にミスマッチの解消のために、産学官が一体となった対策が必要である。

    【解答】

    正解:ウ

    アは○。
    イは○。しかし、実際には計画通り進んでいない。
    ウは×。積極的な受け入れをするべきだとしている。
    エは○。
    参照:「高度IT技術者育成への国の政策」

  2. IT技術者育成への国の政策に関する記述のうち、適切なものはどれか。

    • ア e-Japan戦略の頃は、初等中等教育での情報教育が重点であったが、現在ではほぼ完成したので、高等教育でのIT技術者育成が重点となってきた。
    • イ 現在のオフショア開発の増大を回避するために、比較的低レベルのIT技術者を数多く育成することが緊急の課題だとしている。
    • ウ ITを活用して高い付加価値を創造できる高度なIT人材の育成が重要だとしている。
    • エ 大学のIT教育は、従来は産業界のニーズにより、即戦力になるための教育に流されていたが、今後はコンピュータ科学や電子工学などの基礎理論を重視すべきだとしている。

    【解答】

    正解:ウ

    アは×。一貫して、両方を重視
    イは×。高度IT技術者の育成を重視
    ウは○。
    エは×。産業界ニーズとのミスマッチの解消を重視
    参照:「高度IT技術者育成への国の政策」

  3. 国は、高度IT人材を高度デジタル人財として、その育成を重視しているが、特別には重視していないものはどれか(「i-Japan戦略2015」を参考にせよ)。
     ア デジタル技術のみならず、経営や業務改革など幅広い知識と知見を有する人財
     イ 大規模・複雑なソフトウェアを短期間で構築するために、高いプログラム生産性を有する人財
     ウ 高難度なソフトウェアを高信頼で実現に導くプロジェクトマネジメント能力を有する人財
     エ 高度なソフトウェアエンジニアリング能力を有する人財

    【解答】

    正解:イ

    プログラム作成の生産性ではなく、アーキテクチャやシステム設計力を有する人財
    参照:「高度IT技術者育成への国の政策」