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大学でのIT教育の目的 選択問題


  1. 大学での情報教育に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア パソコンやインターネットの活用に関する能力は高校までで修得しているはずである。高校までの学習が十分に行われているならば、大学での実習教育は不要になる。
    • イ 日本は、OSやアプリケーションソフトでは輸入が多く、日本経済の観点からも高度なIT技術者が求められ、そのための情報教育が必要である。
    • ウ ユーザ企業での利用部門へ進もうとする学生を対象にした情報教育では、パソコンやインターネットの利用のための操作方法を習得させるだけでよい。
    • エ ユーザ企業のIT部門を志望する学生には、ベンダのIT技術者を希望する学生と同じ情報教育をすればよい。

    【解答】

    正解:イ

    アは×。さらに高度なデータ分析や資料収集技術などのための教育が必要
    イは○。
    ウは×。経営にITを役立てる知識も重要
    エは×。社内の利用部門に対しては提供者、ベンダに対しては利用者としての二面性がある。
    参照:「大学でのIT教育の目的」

  2. 大学での情報教育に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

    • ア 休講連絡や証明書発行などにITを活用することは、学生へのサービス、校務の合理化とともに、学生に情報化社会に適応させることにも役立つ。
    • イ 大学の授業でのIT利用の教育効果は多くの教員が認めている。
    • ウ 大学での教材一式をWeb公開するOCWが行われているが、その大学の在学生でないとアクセスできないのが大多数である。
    • エ 大学でのIT利用の阻害要因として、費用面の事情により、機器・設備の整備が不十分なことがあげられる。

    【解答】

    正解:ウ

    アは○。多様な効果がある。
    イは○。
    ウは×。制限はあるが講義内容は一般公開している。
    エは○。私立大学でのIT設備に文部科学省から50%程度の補助があるのだが
    参照:「大学でのIT教育の目的」