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地方自治体WebサイトとRSS


RSS(Rich Site Summary)とは、提供者(地方自治体)のWebサイトの更新情報を受信者(住民等)に自動配信するしくみです。
 提供者はRSSフィードという配信情報を作成するだけでよいのです。RSSフィードは、ブログやSNSの場合は自動的に作成されます。従来のWebページも、フリーウェアのRSS自動生成ツールを利用すれば簡単に作ることができます。
 受信者は、RSSリーダーにより自動的に複数のWebサイトから更新情報だけを入手できます。しかも分野やキーワードを設定することにより、自分に必要な情報だけを収集できます。RSSリーダーを組み込んだブラウザが増えてきましたし、フリーソフトもあります。

RSSにより、更新情報を受信者のニーズに応じて提供できるので、サービス向上にもなりますし、アクセス数を増やす効果が期待できます。しかも、メールマガジンと異なり、不特定多数に提供できますし、送信先の個人情報を必要としない利点があります。

地方自治体でのRSSサービスの関心は高くなっています。サイドフィード「第3回 RSS配信状況 調査レポート」2007年によれば、2007年8月現在では、RSSサービスを行っている地方自治体は10.5%であり、これは上場企業の7.4%を超えています。


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