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木暮 仁著

『教科書 情報と職業』

日科技連出版社,2008年6月,A5版,147ページ,2,200円,ISBN974-9252-3
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本書は、教職課程(情報)の学生を対象とした「情報と職業」科目の教科書です。

情報が社会(特に企業)をどのように変えているかを示すこと、IT技術者の処遇、IT技術者の育成などをテーマにしています。

目次

第1章 IT技術者育成の重要性
1990年代の日本/IT人材育成への国の政策/ユビキタス技術への期待

(企業と情報)

第2章 企業におけるITへの期待の変化
全体の流れ/初期の情報システム(EDPS、MIS)/利用者の拡大(DSS、OA)/情報システムの戦略的利用(SIS)/業務の抜本的革新(BPR)
第3章 インターネットのインパクト
社内ネットワークへの影響/インターネットによる新ビジネスの展開/産業秩序の再編成/Web2.0/経営へのインパクト
第4章 企業でのIT活用動向
企業間ネットワークの発展/情報検索系システムの発展/グループウェアの発展/SFAとCRM
第5章 IT推進組織
IT推進組織の概要/社外に委託すべき業務と委託すべきでない業務/IT部門と利用部門との関係/求められる人材像
第6章 企業におけるIT化の現状
IT投資規模と要員/IT活用での企業間格差/IT投資の効果と評価
第7章 ITによる勤務形態の変化
ITと雇用/組織の変化/勤務形態の変化/求められる人材像の変化

(IT技術者)

第8章 IT技術者とは
IT技術者の定義/共通キャリア・スキルフレームワークと情報処理技術者試験
第9章 情報サービス業
 情報サービス業の規模と区分、情報サービス業の特徴/情報サービス業の抱える課題/課題解決の方策
第10章 IT技術者のイメージと実像
IT技術者のイメージ/残業と給与/業務での悩みと喜び/IT技術者に求められる資質
第11章 高校での情報教育
初等中等教育での情報教育/高等学校での情報教科/高校での情報教育の課題
第12章 大学での情報教育
 大学でのIT教育の目的/高度IT技術者育成への国の政策/大学IT教育の課題