
出典:
アビームリサーチ「IT投資効果を上げる協働型IT経営」2006年
より加工作図
経営者・利用部門・IT部門のレベル高低がシステム成否に与える影響 (注)
調査対象:主に上場企業のCIOやIT部門長へのアンケート
成功/不成功
IT投資の成果について、全体としての評価が「期待どおり」と回答した企業を成功企業(30%)、「やや不十分」または「不十分」と回答した企業を不成功企業(70%)とした。
高・低は、次の項目にスコアをつけてその大小で区分
経営トップ:重要なIT 投資案件に対する関与度、IT 投資案件の意思決定と経営戦略との整合度など
利用部門:業務へのIT 活用に対する重視度、起案した案件に対する参画度など
IT部門:利用部門の業務に対する理解度、ベンダー選定基準の適用度など
表の見方
上部分:三者が「高」の企業のうち「成功企業」の割合が68%
下部分:経営トップが「高」(他の要素は考慮しない)企業のうち「成功企業」の割合が38%
経営トップが「低」で「成功企業」は12%
すなわち、「経営者」の高低で「成功企業の割合」が26%変わる