POSシステムのメリットには、導入すればすぐに得られるハードメリットと、POSデータを活用することにより得られるソフトメリットがあります。ハードメリットは比較的容易に実現できますが、経営的に大きなメリットを生むのはソフトメリットですので、ソフトメリットを実現するための環境づくりが重要になります。
POSシステムの最大のメリットはJANコードによる単品管理(ユニット・コントロール)ができることにあります。小売業で利益をあげるには,交差比率,DPP,売れ筋・死に筋の把握などが効果がありますが,それは商品グループのレベルではなく,単品レベルで把握しなければなりません。それらのデータ量は大量ですので,その処理には情報システムが不可欠です。
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