テスト、利用部門、関心
ソフトウェアレベルでのテストは、提供者に任せてもよいのですが、
システムテスト:システム要件定義を満たしているか
運用テスト:業務としての要件定義を満たしているか
を確認するテストですから、利用部門が中心になって行う必要があります。
ところが、利用者はテストに関心が低いのが通例です。しかも、テストには非常な労力を伴います。そのため、十分なテストが行えないことがよくあるのです。 ☆
ひどい場合には、先月のデータをもってきて「先月と同じ結果になればいいよ」などという利用者もいます。
「君たちはプロだし、誠実だから、君たちを信用するよ」という人もいます。テストの段階になると、奇妙に提供者は信用されるのですね。