統計調査(日経コンピュータ)では、ITパーソン(IT関連業務に従事している人)は、nonITパーソン(銀行や製造など他部門の人)と比較して、自分の仕事や業界への満足度がやや高いという結果になっている。
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IT技術者は「今の仕事を変わりたい」「他社に移りたい」と思っている人のうち、IT以外の仕事をしたいと思っている人が過半数である。
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× 職種を変わりたい、スキル向上に役立つ職場に移りたいのが理由。IT以外の仕事を希望する割合は少ない。
IT技術者は、職位が上がることよりも、好きな仕事ができて、スキルが上がり、顧客に感謝されることに喜びを持つ人が多い。
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IT技術者は、残業が多いことに不満をもっており、残業時間とやりがいの間には、明確な相関関係がある。
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× あまりにも長いと関係するが、逆のケースもある。むしろ、他の要因に影響することが多い。
IT技術者の悩みとして、プログラム作成でストレスがたまることが多くあげられている。
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× このような悩みは上位にはなっていない
ベンダ企業のIT技術者の悩みとして、「コスト削減の圧力が増している」「短納期への圧力が増している」などが上位にあげられている。
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新技術への対応への悩みは、ユーザ企業のIT技術者よりもベンダ技術者に多い。
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× ユーザ企業では新技術を習得する機会が少ない
全産業と比較して、ソフトウェア業では、正社員比率が低く、非正規社員の比率が高い特徴がある。
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× 正社員比率が高いのが特徴
IT業界は若い人の職場であり、平均年齢は30歳程度である。これが35歳定年説になっている。
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× 平均年齢は35歳以上