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その他の入力機器
キーワード
キーボード、QWERTY、ファンクションキー、アプリケーションキー、ショートカットキー、ポインティングデバイス、マウス、トラックボール、タッチパッド、トラックパッド、ポインティングスティック、ジョイスティック、ジョイパッド、タッチパネル、デジタイザ、ペンタブレット、スキャナ、OCR、OMR
キーボード
- キーボードの配列
- いろいろな配列のキーボードが試みられましたが、多くのキーボードはQWERTY(クワティーと読む)配列になっています(左上から右にQWERTY~と並んでいる)。このような奇妙な配列なのは、昔の英文タイプライタ時代に英文を打つのに都合がよいからで(諸説ある)、それが継承されているのです。
キーの下にひらがなが表示されています。日本語入力では「ローマ字入力」が一般的ですが、「ひらがな入力」に設定すれば、そのひらがなのキーを打つことによりローマ字入力と同じことができます。
- ファンクションキー
- 最上列にF1~F12のキーがあります。漢字変換や全画面表示への切替などに使います。
- アプリケーションキー
- 入力モードで行の先頭(Home)や行末(End)に移動、画面の上(PageUp)下(PageDown)への移動などの専用機能をもっています。
- ショートカットキー
- キーボード作業中に、マウスで右クリックして選択するという操作は非効率的です。コピーには「CntlキーとCキー」、貼りつけには「CntlキーとVキー」のように、代表的なマウス操作をキーボードだけで行うことができます。
- キーマッピング
- 標準仕様のショートカットキー以外に、利用者が独自にショートカットキーを設定することができます。それをキーマッピングといいます。
参照:キーボード
ポインティングデバイス
画面上での入力位置や座標を指定して、その位置にカーソルを動かす入力機器の総称です
- マウス
- 画面のカーソル位置を決めるのに、マウスの移動方向と距離から算出しています。現在のマウスは光を机面にあてる光学的マルスですが、以前はマウスに内蔵したボールの回転を用いていました。
参照:キーボード
- トラックボール
- ノートパソコンの筐体の一部に埋め込まれており、マウスを裏返したような仕組みでボールを手で動かしてポインタを移動させる装置です。マウスの一部にトラックボールを組み込んだ製品もあります。
- タッチパッド(トラックパッド)
- 主にノートパソコン用のキーボード手前部にある数cm角程度の大きさの平たい板状の部分です。その上で指を動かすことでポインタが移動します。
- ポインティングスティック
- ノートパソコンのキーボードの中央部に配置される、小さなスティック状の入力装置で、スティックを指で押すと押された方向を検知し、力の強さに応じて画面上でカーソルやポインタを移動させます。
- ジョイスティック
- ゲーム機などでよく用いられます。レバーといくつかのボタンがついている装置です。レバーを前後左右に傾けたり、ボタンを押すことで画面上の位置や座標を指定する装置です。ビデオゲームの操作などによく使われます。
- ジョイパッド
- ゲーム機などの操作などによく使われる入力装置の一つで、十字キーなど方向を指示するためのボタンが配された手持ちの装置です。
- タッチパネル
- スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどでは、指やペンでディスプレイの画面に直接触れることで入力できます。そのような機能を付けていない機器では、周辺機器として板状のパネルを使います。
参照:タッチパネル
図形表示デバイス
ポインティングデバイスの一種ですが、図形入力を主目的にしています。
デジタイザ
専用ポインティングデバイス(ペンなど。カーソルともいいます)と板状の装置の組み合わせにより、図形などの入力を行う装置です。板にペンの位置を検知するセンサがあり、ペンでなぞった線などの情報を座標データの集合としてデジタル化します。
一般には、A1版やA0版などの大型のものを指します。高精度の製品はCADでの図面入力など主に業務用途で用いられています。
ペンタブレット
A5版やB5版サイズの小型のデジタイザです。専用の電子ペンなどを用いてイラストなど手軽な図形入力に用いられます。ペンではなく、指を用いるものはタッチパネルになります。
なお、小型のパソコンにようなタブレットパソコンは、これとは別途な機器です。
その他の入力機器
- スキャナ
- 近年のプリンタは、文書をデジタル化して読み込むスキャナ機能をもつ複合機が多くなってきました。スキャナ機能とプリンタ機能を組み合わせればコピー機にもなります。
スキャナの解像度や表示色に関してはプリンタと同じです。
参照:イメージスキャナ
- OCR(Optical Character Reader,光学式文字読取装置)
- スキャナで読み込んだ活字や手書きの文字を、文字コードに変換してデジタル文書にする機能です。文字コードに変換するには、高度なパターンマッチング技術や人工知能技術が必要で、それぞれの用途に応じたソフトウェアが開発されています。
OCRソフトは通常はスキャナに同梱されていますが、より精度のよい用途のために、高度なOCRソフトや専用のOCR機器を用いることもあります。
- OMR(Optical Mark Reader、光学式マーク読取装置)
- 選択問題の解答用紙やアンケートの回答用紙など、定まった位置にマークを付けた(塗りつぶした)用紙を読み取る装置です。