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木暮 仁
『中小企業診断士試験情報部門合格対策』
−日本マンパワーの資格試験合格シリーズ−
日本マンパワー出版、1995年、A5版、197ページ、2700円
ISBN4-8220-0074-5

情報部門の中小企業診断士試験を受験しようとする人に、この試験の特徴や各科目の試験内容を解説して、学習のしかたを解説する。テキストや参考書の読み方から、試験答案の書き方までの説明をする。さらに、「常識から受験へ」として、POS・EDI、情報システムでの最近の話題、法規や基準などにつき、実際の出題と関連づけて解説している。

「はじめに」より
 最近は中小企業でも経営改善に情報化が重要な要素になっている。それに伴い、経営面からの情報化のコンサルティングができる人材が求められる。中小企業診断士の情報部門の資格は、この目的に合致した資格である。
 本書は、この資格を得ようとする人に、受験対策についてアドバイスすることを目的としたものである。


  第1部 受験の基礎

 第1章 中小企業診断士の資格と試験
    情報部門診断士の重要性、試験の概要

 第2章 情報技術に関する基礎的知識 −+
 第3章 生産情報システム       |
 第4章 販売・流通情報システム    | これらが試験科目
 第5章 経営情報管理         |
 第6章 情報に関する経済的知識  −−+
    これらの試験科目について、
      どのような科目なのか(出題範囲、出題傾向、既出問題例)
      これだけはおさえておこう(キーワード、学習の方法)
 第7章 複数の科目にまたがる分野
    科目間の関連把握の重要性
    中小企業庁や診断協会の図書の重要性
    OR(統計、確率を含む)の重要性

 第8章 学習のしかた
    教材や資料の活用法、時間を創出せよ
    スケジュールを考えよ(インプット期とアウトプット期)
       引き算で考えよ(いつまでに何をすべきか)

 第9章 合格答案の書き方
    答案の書き方が必要な理由
    一般的な注意(白紙、題意誤解、なぐり書きをするな)    
    各形式の注意(穴埋問題、正誤問題、列挙問題、論述問題、計算問題)

 第10章 2次試験について
    2次試験の概要と事例問題の例
    2次試験の対策・・・受験目的を持った日常業務が大切

 第2部 常識から受験へ

 第1章 流通における情報システム
    バーコードからEDIまで
    カード社会

 第2章 情報システム部門を取り巻く最近の話題
    エンドユーザコンピューティング
    ダウンサイジング
    情報システムのコンセプトの変遷(EDPSからBPRまで)

 第3章 情報システム関連の法規や基準
    システム監査基準
    電子計算機システム安全対策基準
    コンピュータウィルス対策基準
    知的所有権、著作権
    労働者派遣法