リックテレコム,2003年,A5版,278ページ,2000円,ISBN4-89797-777-0
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私は,これまでに百数十回の講演をさせていただいております。本書は,そのうち面白そうなものを整理したものです。
第1編 情報化投資の費用対効果をどう考えるか 1 情報化投資と国家経済発展の関係 2 情報化投資と企業収益との関係 3 成功事例は役に立つか 4 現在価値法の限界 5 指標評価による効果測定法とその限界 6 インフラ投資と個別アプリ投資の違い 7 情報化投資の費用はわかりにくい 8 情報化投資の効果はつかみにくい 9 プロジェクトと情報化の関係 10 情報化投資の効果と費用の測定は必要なのか 11 経営者と情報化 第2編 情報システムの構築 1 情報システムの要求分析での問題点 2 自社独自の情報システム開発での問題点 3 ERPパッケージの概要と利点 4 ERPパッケージ批判 5 ERPパッケージ導入での留意事項 6 情報システム開発の発注 7 情報セキュリティの基礎 8 セキュリティマネジメント 第3編 エンドユーザ・コンピューティングの運営 1 情報システムの形態とEUCの定義 2 情報検索系システムによる基幹業務系システムの合理化 3 情報システムの逆歴史的体系による認識 4 データウェアハウスの説明 5 ユーザの過度体裁愛好症 6 ユーザの情報システム部門への過度依存症 7 グループウェアの問題点 第4編 情報システム部門の戦略部門化とアウトソーシング 1 アウトソーシングの必然性 2 経営者や他部門の情報システム部門観 3 情報システム部門は戦略部門になれるか 4 アウトソーシングと利用部門 5 アウトソーシング以前の組織の対応