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労働者派遣法

キーワード

労働者派遣法、派遣労働者、指揮命令


「派遣」の概要

「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」(昭和60年、平成18年改正) http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60HO088.html

派遣とは、A社(派遣元)が雇用している労働者甲を、B社(派遣先)の指揮命令を受けて、B社のために労働に従事させることをいいます。このとき甲のことを派遣労働者といいます。
 甲は、雇用関係ではA社に属しA社から賃金を得ているのですが、実際にはB社に出勤して、B社の社員のように、B社から指揮命令を受けます。これが派遣の特徴です。

             労働者派遣契約
    派遣元事業主(A)--------派遣先事業主(B)
     |                |
     |雇用関係            |指揮命令
     |                |
    派遣労働者(甲)----------┘

労働者派遣法の主要事項

共通事項

派遣元事業主関連

派遣先事業主関連

偽装請負

派遣契約はいろいろな制約があるので、労働者が発注先の事業所で作業をするが、契約上は請負契約にしておき、発注先が指揮命令を行うというようなケースがよくあります。これは労働者派遣法に違反しており偽装請負といいます。

特に情報システム開発では、受注側の労働者が発注側の環境で作業するのが適切なことが多く、発注側の労働者と一緒になって作業することもあります。そのような環境では、とかく発注側から直接に受注側労働者に指示命令をしがちですが、偽装請負だとみなされることがあります。
 発注側と受注側の責任者の間で連絡・協議しその結果により受注側責任者から労働者に指示することが求められます。それを円滑にするために、大規模開発では受注側責任者も開発側事業所に常駐することもあります。

参照:厚生労働省告示「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」( https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/dl/h241218-01.pdf


理解度チェック

過去問題: 「労働者派遣法」


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