【基本的な考え方】
全ての取り決めは、承認ルールを明確にして、実施しなければなりません。誰が承認するか、どのように承認するかを明確にするとともに、承認の証跡を残すことです。
証拠のない口約束のように、決まったと了解していることが、それ以降の都合で無責任に変更となり、残念な思いをする、ということはよくあります。
決め事は可能な限り文章に残し、承認ルール(主体と方法)の確認をして、信頼度を高めなければいけません。
承認は合意に基づいていることが必要です。
この場合、受注者は、専門用語や業界用語の多用を避け、発注者が理解しやすく合意を得やすい提案を心がけるべきでしょう。
【行動規範】
・発注者・受注者は、合意プロセスと承認ルールを明確にし、それに基づいて行動する。
・受注者は、良否判断を仰ぎやすい提案を心がける。