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身の回りの情報化 選択問題


  1. パソコンに関する次の文のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア パソコンの性能は急速に向上していることを示すときに、よく引用される法則に、グロシュの法則がある。
    • イ 最近のパソコンCPUの処理速度は数GB(ギガ・バイト)になっている。
    • ウ パソコンがビジネスでも使われるようになったのは、1990年代末頃からである。
    • エ 2000年代前半にデスクトップパソコンからノートパソコンへと移行していたが、2000年代後半には、小型軽量のモバイルノート、安価なミニノートが普及し、2000年代末にはタブレットPCが普及してきた。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。ムーアの法則
    (グロシュの法則「コンピュータの性能は価格の二乗に比例する」は、レガシー時代の汎用コンピュータでいわれた)
    イは×。CPUの処理速度を示す単位はGHz(ギガ・ヘルツ)。GBはメモリやHDDの容量単位
    ウは×。1980年代初頭からである。汎用コンピュータによる集中処理からパソコン群による分散処理へと移行するダウンサイジングが始まったのが1980年代末から1990年代前半。インターネットの普及よりも以前
    エは○
    参照:「身の回りの情報化」

  2. 携帯電話に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
     ア 着うたフル、おサイフケータイなど携帯電話の多機能化が進んでいるのは米国に次いで日本が2位である。
     イ 日本では、ほとんどの携帯電話は2Gあるいは3G対応になっている。
     ウ 過去数ヵ年、携帯電話の契約数は、前年比10%以上増加をしている。
     エ スマートフォンの普及は急速であり、年間販売数では従来型の携帯電話を抜いた。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。日本の特徴(ガラパゴス現象)。2位は韓国。米国は通話が主
    イは×。3Gあるいは4G対応
    ウは×。既に飽和状態で買替需要だけ。契約数の伸び率は小さくなっている
    エは○。
    参照:「身の回りの情報化」

  3. インターネット利用状況に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
     ア インターネットが急速に普及し始めたのは、1980年代中頃からである。
     イ Web2.0とは、インターネットをブロードバンドで利用できる環境のことである。
     ウ 米国や欧州と比較して日本の通信料金が高いことが、インターネット利用の普及を妨げている。
     エ インターネットを利用した電子商取引のうち、企業と個人の間での取引形態をBtoCという。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。Webブラウザが利用できるようになった1990年代中頃から
    イは×。インターネット利用の第2世代ということで、特定の技術や利用形態を指すものではない。
    ウは×。2000年頃にはそういわれていたが、2003年頃からは世界最安価に
    エは○。企業間取引はBtoB
    参照:「身の回りの情報化」

  4. 最近のIT利用状況に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア e-ラーニング普及のために、大学には少なくとも開講している科目の概要(シラバス)をWeb公開することが義務づけられている。
    • イ ハイブリッド車の生産コストに占める電子部品比率は20%程度になる。
    • ウ 地上デジタルテレビ放送のメリットの一つに、周波数帯域幅の有効利用がある。
    • エ ワンセグ放送とは、地上デジタルテレビ放送に対して、通信衛星を利用したテレビ放送のことである。

    【解答】

    正解:ウ

    アは×。義務化はない。自主公開である。
    イは×。50%に達する
    ウは○。
    エは×。帯域の1セグメントを利用した放送
    参照:「身の回りの情報化」

  5. 東日本大震災におけるITの利用に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア 東日本大震災の反省から、防災行政無線、緊急地震速報、災害用伝言ダイヤルなどが行われるようになった。
    • イ 被災地での音声電話が大打撃を受けたのに、インターネットを利用したメールやSNS、Webページの閲覧などはかなり利用できた。
    • ウ SNSなどにより風評被害が広がったので、災害時にはSNSなどの利用を制限すべきだとの意見が高まった。
    • エ 企業では、このような災害時にも事業を継続、復旧の迅速化を図ることが重要である。それをSCMという。

    【解答】

    正解:イ

    アは×。東日本大震災以前から行われていた。
    イは○。
    ウは×。SNSなどによる安否確認や情報提供が役立った。風評被害流布など問題もあったが、総じて活用を進めるべきだといわれている。
    エは×。BCP(事業継続計画)。SCM(サプライチェーン・マネジメント)とは、供給経路のマネジメント
    参照:「身の回りの情報化」