日本ではOSやデータベースのようなビジネス分野ではソフトウェア輸入が多いが、ゲームソフトや音楽ソフトのようなアミューズメント分野ではソフトウェア輸出が多く、全体としては輸入額と輸出額はほぼバランスしている。
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× 輸出額は輸入額の100分の1といわれている
ベーシックソフトの輸入元は米国がほとんどだが、アプリケーションソフトの輸入元は中国が30%程度を占めている。
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× どちらも米国が独占状態
ベーシックソフトとアプリケーションソフトの総輸入額はほぼ1千億円/年の規模である。
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システム開発を海外に委託することをオフショア開発という。
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オフショア開発の規模はほぼ1千億円/年になる。
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オフショア開発の委託先は中国と米国が多い。
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× 中国が圧倒的に多く、次がインド。最近はベトナムも増えてきた。
オフショア開発を行う最大の理由は開発コストの低減である。
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オフショア開発の委託先は中国が多く次がインドである。中国の経済発展により中国の人件費が上昇したので、委託先をインドに移転するようになった。
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× インドへの委託は、中国と同じような理由の他に、インドのIT技術が高いことがある。
オフショア開発では、詳細設計、プログラミング、単体テストなどの分野が主である。
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○ 労働集約型の工程
ユーザ企業での海外拠点のシステムは、日本本社のシステムをそのまま使っているのが大半である。
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× 別システムであることが過半数である。
ユーザ企業が海外拠点のシステム開発を委託するベンダは、大企業ですら日系ベンダを選定するのがほとんどである。
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× 大企業では、日系・外資系を問題にしないのが30%以上
オフショア開発では、言語や文化の違い、仕様書記述の程度など、日本人間での開発受委託と異なることがあり、期待したほどにはコスト削減が実現しないこともある。
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オフショア開発の進展は、国内の中小の受託ソフトウェア業にとって、受託量の制限、受託価格の削減などの圧力につながり、経営を圧迫している。
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