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国際競争力ランキング 選択問題


  1. 国際競争力のランキングとして有名なものに、IMD (International Institute for Management Development:国際経営開発研究所)の「World Competitiveness Yearbook」(以下「IMD」という)とWEF(World Economic Forum:世界経済フォーラム)の「Global Competitiveness Reports」(以下「WEF」という)がある。これに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア IMD(世界経済フォーラム)は,世界賢人サミットともいわれるダボス会議で有名である。
    • イ IMDでの日本の順位は、1990年代初頭まではトップであった。それが急激に順位が下がり、2000年には20位以下になってしまった。その後、着実に回復し、現在では5位以内になっている。
    • ウ IMDが政治や経済を重視しているのに対して、WEFでは情報や通信の分野を重視しているのが特徴である。
    • エ 日本の総合順位は、WEFのほうが対象国・地域が多いのに、順位が高い傾向がある。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。WEFの説明。
    イは×。まだ20位程度を低迷。
    ウは×。どちらも企業活動を支援する環境や国の経済状況・インフラの視点が重視
    エは○。
    参照:「国際競争力ランキング」

  2. 国際競争力のランキングにIMD (International Institute for Management Development:国際経営開発研究所)の「World Competitiveness Yearbook」(以下「IMD」という)とWEF(World Economic Forum:世界経済フォーラム)の「Global Competitiveness Reports」(以下「WEF」という)がある。これに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア 両者とも、国連の委託による調査であり、調査は各国政府を構成員とする公的な組織で行われる。
    • イ これらのランキングは、評価項目や評価基準が異なる。また、わずかな得点の違いで順位が大きく変わることもある。そのため、これらの順位がそのまま実際の競争力を表しているとするのは不適切である。
    • ウ 両者とも、インターネットの普及率や利用度を重視しており、産業一般の市場競争力や国家経済などを軽視している傾向がある。
    • エ 日本の順位はIMDのほうが高い傾向がある。

    【解答】

    正解:イ

    アは×。両者とも、行政からの参加もあるが、産業界や研究者の個人メンバーが基本で多数
    イは○。評価内容を知る必要がある。
    ウは×。市場競争力や経済を重視している。
    エは×。WEFのほうが日本の順位が高い。
    参照:「国際競争力ランキング」