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情報化社会の特徴 選択問題


  1. 情報化社会の特徴に関する次の文のうち,最も適切なものはどれか。
     ア 「情報化社会」という概念がいわれるようになったのは,1990年代以降である。
     イ 都市への集中が進んだ。また大量高速な移動手段により都市間の経済的距離が短縮した。
     ウ ビジネスでは顧客志向マーケティング,連結の経済が重視されるようになる。
     エ 工業化社会の経済では収益逓増の法則に従うが,情報化社会では収益逓減の法則に従う。

    【解答】

    正解:ウ

    アは×。林雄二郎『情報化社会』1969年。1980年代にはポピュラーに
    イは×。工業化社会の特徴
    ウは○。顧客消費動向の把握,POS,企業間ネットワーク
    エは×。収益逓増と収益逓減が逆。メットカーフの法則
    参照:「情報化社会の特徴」

  2. 情報化社会の特徴を最もよく示しているものはどれか。
     ア 大量生産  イ 大量販売  ウ 規模の経済  エ 連結の経済

     

    【解答】

    正解:エ

    参照:「情報化社会の特徴」

  3. 顧客志向マーケティングと直接の関係が最も少ない語句はどれか。
     ア 消費経済の成熟化 イ 個客 ウ 連結の経済 エ コストダウン

    【解答】

    正解:エ

    アは○。消費経済の成熟化により、顧客ニーズが多様化
    イは○。それで、個々の顧客「個客」に合わせたマーケティングが必要
    ウは○。消費行動情報の収集、共有化が重要
    エは×。コストダウンも顧客満足の一つではあるが、顧客ニーズは多様
    参照:「情報化社会の特徴」

  4. 顧客志向マーケティングの説明として、最も適切なものはどれか。
     ア 品質のよい製品を安価で提供する。
     イ 多数の顧客に受け入られるような、画一的な製品を検討する。
     ウ 個々の顧客のニーズを分析して、それぞれの顧客が満足する製品を開発する。
     エ 地球にやさしいエコロジーに配慮した製品にする。

    【解答】

    正解:ウ

    アは×。生産指向・販売志向
    イは×。生産指向・販売志向
    ウは○。顧客志向
    エは×。生活者志向、環境志向
    参照:「情報化社会の特徴」

  5. ハード・ソフト・通信の費用対性能の向上により,情報の発信や受信にかかるコストは実質的に無料に近くなることを指摘したのは誰か。
     ア ギルダー  イ トフラー  ウ ムーア  エ メットカーフ

    【解答】

    正解:ア

    トフラー「第三の波」情報化社会到来の指摘
    ムーア「集積回路の集積度は18ヶ月ごとに2倍になる」
    メットカーフ「情報の価値は利用者数の2乗に比例する」
    参照:「情報化社会の特徴」

  6. 「収益逓増の法則」に最も関係が深いのは誰か。
     ア ギルダー  イ トフラー  ウ ムーア  エ メットカーフ

    【解答】

    正解:エ

    ギルダー「Virtually Freeの仮説」
    トフラー「第三の波」情報化社会到来の指摘
    ムーア「集積回路の集積度は18ヶ月ごとに2倍になる」
    メットカーフ「情報の価値は利用者数の2乗に比例する」
    参照:「情報化社会の特徴」