ＷＥＦ（World Economic Forum：世界経済フォーラム）：非政府の立場で，世界で起こっている（起こりつつある）諸分野の課題につき提言を行っている。
　「ＧＣＩ（Global Competitiveness Reports）」は、その報告書の一つ。
１９９５年までＩＭＤとＷＥＦの共同研究だったが，１９９６年から独立に行うことになった。

発表年と調査年
　例えば、２０１０－２０１１年版は、２０１１年に向けて２０１０年に発表したという意味で、実際の統計データなどは２００９年あるいはそれ以前のもの。ここの図表の年はは発表年。

調査対象：１３０国・地域

１２の評価項目
　　基本要件
　　　　制度的環境（Institutions）
　　　　インフラ整備（Infrastructure）
　　　　マクロ経済（Macroeconomic stability）
　　　　保健衛生・初等教育（Health and primary education）
　　効率性向上要素
　　　　高等教育（Higher education and training）
　　　　市場効率性（Goods market efficiency）
　　　　労働市場効率性（Labor market efficiency）
　　　　投資市場洗練性（Financial market sophistication）
　　　　技術先進性（Technological readiness）
　　　　市場規模（Market size）
　　改革・洗練化要素
　　　　ビジネス洗練性（Business sophistication）
　　　　技術革新（Innovation）

参照：各項目での日本の順位、 ＩＭＤの国際競争力ランキング