調査対象:企業調査および個人自主調査で3万人以上の「ITエンジニア」
毎年、6月~8月に実施され「日経コンピュータ」誌で概要を発表
- 25歳以下で、実質的なコンサルタント、Tアーキテクト、プロジェクトマネジメントだとは思えない。希望職種についても、実際の仕事の理解も不十分であろう。これは無視する。
- 大きく3つのグループに分類する。
A職種:コンサルタント、Tアーキテクト
B職種:プロジェクトマネジメント、ITスペシャリスト、アプリケーションスペシャリスト、ソフトウェアデベロップメント
C職種:マーケティング、セールス、その他
現職種も希望職種も、年齢に関係なくほぼ一定である。
- A職種への希望は多いが、実現度は半分以下である。
年齢が高くなるにつれて、コンサルタントが多くITアーキテクトが少なくなる。技術面から経営面へ関心が移ると思われる。
- コンサルタントが究極の希望職種と思われる。コンサルタントが他職種を希望するのは少ない。
- B職種では、年齢とともに、現職種ではソフトウェアデベロップメント→アプリケーションスペシャリスト+ITスペシャリスト→プロジェクトマネジメントへとシフトしていく。
- しかし、その順で希望するのではなく、一挙にプロジェクトマネジメントを希望していることが多い。プロジェクトマネジメントは花形職種だといえる。
- C職種では、マーケティング、セールスは現職種を続けたい割合が高い。
- 「その他」の大半は、カスタマサービスとオペレーションである。現職種から離れたいとする割合が高いが、アプリケーションスペシャリスト、プロジェクトマネジメントへの希望は少ない。