出典:IPA「IT人材白書」 (2011版、2010年調査) より加工作図

ユーザ企業海外拠点IT担当者に重要な能力・知識 (注)

調査対象:IT企業を除く上場企業

p.210 図Ⅱ-1-29 海外拠点のIT 関連業務を担う人材に特に重要な能力・知識
海外の情報システム化を担うものとして、まずは業務知識が最優先されることは、ユーザ企業という立場からは納得できる。一方、語学力の必要性については、会社の従業員規模によってばらつきがあった。従業員数1,001 名以上の企業では52.7% が語学力について重要だと回答しているのに対し、従業員数300 名以下の企業では25.0% である。この違いは、従業員規模の大きい企業においてはIT 関連業務の要員が直接、海外業務の最前線に立つことを示唆しているとも考えられる。