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Webメールの概要


Webメールとは、メール送受信にメールソフトではなく、Webブラウザ(IEなど)を用うメールシステムです。Gmail、Yahoo!メール、Hotmailなど、無料のWebメールサービス(フリーメールサービス)が普及していますし、企業などの組織内でメールサーバをWebメールにするシステムソフトウェア(Microsoft Exchange Serverなど)も普及してきました。

Webメールの仕組み

利用者AはWebメールサービス業者Awと利用契約をしており、Awが運営するWebメールサーバをAsとします。AがAsにアクセスして自分のID(メールアドレス)やパスワードを入力すると、メールソフトと同様な送受信画面が表示されます。

通常のメールでは、Aが使うパソコンにメールソフトがインストールされており、メールソフトが内蔵している送信プロトコルのSMTP、受信プロトコルのPOP3(あるいはIMAP4)により送受信が行われ、メールの保存ファイルやアドレス帳はパソコン内でメールソフトが管理しています。

それに対して、WebメールではAのパソコンとAsの間の通信にはHTTPあるいはHTTPSが用いられます(メールを閲覧するときはAsがメール内容をHTMLで記述したWebページに変換してパソコンに送り、ブラウザで表示します)。
メールの保存ファイルやアドレス帳は、As側に保存されます。すなわち、Webメールはメールシステムのクラウドコンピューティング環境だといえます。

送信者Aが受信者Bにメールを送る場合、BがAと同じAsに加入しているならば、BへのメールをAs内のBのメールボックスにコピーします。それで、BがAsにアクセスすれば、自分あてのメールを表示できます。
 BがAsに未加入の場合は、Asは通常のメールと同様にSTMPによりメールをBが加入しているプロバイダに転送するすることにより、Bは通常のメールのように受信することができます。

Webメールの利点

Webメールの欠点

すべてのメール関連情報がサーバ側にあることに起因する危険性があります。
  インターネットがつながらないと、過去のメールも読めなくなります。
  サーバ側のトラブルですべての情報が失われることがあります。
  パスワードを盗まれたときに非常に大きな被害を受ける危険性があります。