デジタルサイネージ（Digital Signage：電子看板）

デジタルサイネージ（Digital Signage：電子看板）とは、ディスプレイに映像、文字などの情報を表示する電子看板です。
　屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアの総称です。ネットワークやディスプレイの発展により、デパート、ホテル、空港などでの案内、イベントや商品の広告、博物館での解説など、広範囲で活用されています。

ディスプレイですから、通常の掲示板やポスターなどと比較して、次の利点があります。

• 光表示なので、暗いところや遠くからでも広告を確認できる。
• 動画や音声などマルチメディアが使える。
• 内容の更新が容易
• 時間で切り替えられるので、多数の内容、複数の広告主にサービスできる。
• 掲示板やポスターの設置・撤去の作業が不要

さらに、技術進歩により多様な機能が付加されるようになりました。

• 複数の遠隔処理；ネットワークを活用して遠隔地からコンテンツの変更ができる。複数のサイネージを一斉に変更できる。
• 双方向化：タッチパネルなどにより多様なコンテンツを表示できる。図書館での図書検索や言語の切り替えなど
• スマートフォンとの連動：博物館や展覧会などでディスプレイ内容をスマートフォンに送り移動中の閲覧できる。言語対応も可能

デジタルサイネージのハードウェアのレンタル、コンテンツの作成、システムの運用などをサービスする業種も普及してきました。そのため、多機能を持つ大規模システムや、小店舗向けの低価格システムなどが出現しています。