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セブン・イレブン


チェーンストアは厳しい競争環境にありますが,セブンイレブンは高い利益を出しています。その成功の基本となるのが,的確な発注による在庫削減です。すなわち,売れる商品を売れる量だけ店舗に陳列することを徹底的に行なったのです。現在では,POSやEOSはどのスーパーやコンビニでも使っていますが,それを最も効果的に活用しているのがセブンイレブンです。
 セブンイレブンは「商いは科学である」であり「コンビニは情報産業」だといっていますが,情報技術を積極的に取り込んでいます。

発注こそ店舗運営の基本であり,それが店長の手腕ですが,一人で考えることには限界があります。発注を支援するために,発注端末では棚管理,商品情報,過去の季節・曜日・天候・催事による需要の変化などが,簡単な操作で得られるようになっています。最近では,テレビコマーシャルと連動した発注ガイドも組み込まれています。

各店舗からの売上データはアウトソーシングしている計算センターに送られますが,本部ではそれを分析することにより,売れ筋の把握,効果的な陳列など多様な知識にして,それを店舗にアドバイスします。

多頻度小ロット配送を徹底しました。おにぎりなどは毎日3回納入していますが,売れる時刻直前に生産して納入できれば,需要予測も精度があがるし,おいしい味を顧客に提供できます。発注システムの改善により,他社よりも1時間以上ぎりぎりに発注できるようにしています。


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