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組込みソフトウェアの特徴


組込みソフトウェアの特徴

一般の事務処理での情報システムと比較して、組込みソフトウェアは次の特徴があります。

組込みシステム用OS

単純な湯沸しポットならば、センサーで湯温を感知するして電源のON/OFFをするだけでよいので、あえてソフトウェアを重視する必要はありません。それに対して、近年の炊飯器や電子レンジでは多様な機能をもっているので、ソフトウェアが複雑になり、それを管理するOSが必要になってきます。
 このように、組込みシステムにおけるOS(ミドルウェアも)が重視されるようになりました。

当初は、CPUやメモリなどハードウェアのコストを下げるために、独自のOSを開発していましたが、新製品開発競争の激化、機能の高度化、他機器との情報交換(例えば、情報家電のパソコンやスマートフォンでの操作、自動車のナビゲータや自動ブレーキなど)の必要性増大などにより、むしろ標準化や汎用化のほうが重要になってきました。
 WindowsやLinuxなどの市販OS(これらを組込みソフトウェア用にカスタマイズしたもの)を採用するほうが、
 ・経験技術者数が多い。
 ・豊富なソフトウェアがあり、再利用できる。
 ・他機器との通信・情報交換が容易にできる。
 ・開発環境が整備されている。
などで有利です。
 現在では、組込み用OSとして、WindowsやLinuxが広く利用されています(日本では日本製のITRONが大きなシェアをもっていたのですが、最近は低下しています)。


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