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システム開発方法論 記述問題

  1. 部品の作成について、情報システム開発中にプログラマが汎用性に気づいたら部品化せよとする方法と、通常の開発から独立した部品作成プロジェクトにより作成する方法について、長所・短所を列挙せよ。
  2. 部品化を進めると、プログラミングは容易になるが、反面、どのような部品があるのかを探し、使い方を確認するための労力が増大する。ベテランのプログラマならば、そのような労力をかけるよりも自分でプログラミングするほうが生産性が高いと主張するであろう。しかし、それでは部品化の効果が得られない。どのような対策が必要になるか。
  3. SOAのように、部品の粒度を大きくすることは生産性の向上になるが、反面、変更が必要になる確率が大きくなる。また、多様な利用ができるようにするため、パラメタで指定できる項目を多くすると、それだけ使いにくくなる。さらに、部品の粒度がまちまちだと統一性に欠ける。どのような部品作成基準を設ける必要があるだろうか。
  4. ウォーターフォール型による情報システムの開発と、その他の方法による開発では、利用部門のはたすべき任務はどのような違いがあるだろうか。
  5. 少数の開発者と利用者がペアになって開発する方法では、利用者の関心が高い事項が偏重され、経営戦略や情報化戦略からの要件が軽視されることが懸念される。それを回避するにはどうすればよいか。
  6. 「SOAのような部品を活用すれば短期間に開発できる。要件定義などに時間をかけずに、適当な要件で開発して稼働させ、不都合があったら新規に作り直せばよい。実際の効果をあげるには、この方法が適している。」という意見について、賛否両論を列挙せよ。