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入力画面設計


入力画面設計の基本

入力画面の設計は、情報システムのセキュリティ対策、入力データの信頼性確保、利用者の操作性向上など、情報システムの成否に大きく影響します。
 ここでは、そのための留意事項を示しますが、初心者と熟練者では大きく異なります。初心者には丁寧な説明やGUI環境が求められるし、熟練者には操作性が求められます。また、パソコンの熟練者にはマウス操作よりキーボード操作のほうが好まれるかもしれません。それぞれが満足する工夫が必要になります。

セキュリティ対策

正当な入力担当者が権限内の操作しかできないようにする必要があります。

誤入力の防止

誤ったデータがシステムに取り込まれてしまうと、それを訂正する作業は非常に困難です。誤入力をさせない工夫、誤入力したときのエラー表示などの工夫が必要です。

利用者の操作性向上

どの個所でどのデータを入力すればよいかが明確でないと、利用者は戸惑ってしまいます。操作性が低下するだけでなく、誤入力の原因になります。また、一画面での入力項目数も操作性に影響します。

他画面との関係

情報システムには販売システム、人事システム、生産システムなど多くのシステムに入力画面がありますし、同じ販売システムでも多様な入力画面があります。そして人事異動により、利用する入力画面が変わることがあります。
 異動してきた利用者が実務を理解するもは当然ですが、せめてデータ入力などでの操作に関しては、戸惑いを最小にしたいものです。


GUIによる選択

選択候補の少ない項目では、ラジオボタンやプルダウンメニューなどのGUI機能を用いるのが適切です。
 反面、候補一覧を表示するため、画面を圧迫したり、他の入力項目とマッチしないデザインになるなどの欠点もあります。

各機能の例は フォーム取得の基本 HTML5での新機能 を参照してください。

ラジオボタン
排他的な複数の選択候補を○印とともに表示しておき、それから一つだけを選択させる。選択すると,それ以前に選んだ項目の選択は解除される。
チェックボックス
選択候補を□印とともに表示しておき、それぞれの候補を選択するかどうかを指定する。クリックするたびに,選択と非選択が切り替わる。
テキストボックス
販売数量や得意先名称など数値や文字列を入力する。選択候補はない。
プルダウンメニュー
タイトル部分をクリックすると、その隣接位置に選択候補の一覧表が小さな画面に表示され,その中から選択するものをクリックして選ぶ。
プルダウンメニューと同じ機能だが、表示される位置が決まっていない。